ちょっと時期が遅いかもしれないが、先日たくさん蕗(葉っぱつき)をいただいた。
『葉っぱ要らないでしょ?切っちゃうよ!』というコトバに
『(≧◇≦)乂ダメダメッ!ウチは葉っぱも食うんだから!!』と慌てて止めたデブ夫婦。しかし野菜を作っている側の人にとっては、葉っぱなぞ邪魔なものにすぎないらしく、あっさりと
『ウチじゃ葉っぱなんて食わねぇからよ!』と返されてしまった。なんと贅沢なことよのう┐('д')┌ ここのウチは、大根の葉っぱもガンガン捨ててしまう。大変にもったいないのである。
さてさて蕗ですよ♪
まな板の上でぱっぱっと塩をふってゴ~リゴ~リと塩ずりして、フライパンにお湯を沸かしてそのままさっと茹でたら水にとって冷やす。
このあとがお楽しみなのさっo(^▽^)oキャハハハ
筍の皮剥きと並んで2号嫁が大好きな作業ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ
端っこの方を4箇所くらい剥いておいて、準備完了!!!!
剥いておいたところをまとめて一気に下に引くと、
シュルシュルシュル~~~っと面白いように皮が剥ける!
なんだか
『よいではないか、よいではないか』
『あ~~~~れ~~~~』みたいな感じでエロイw
不器用なアタシでもシュルシュルシュル~っと剥けるのが快感なのだ!
剥いた後の美しい緑色が、またいいんだよね~(*^^*ゞ
ここまでやっておけば、あとは自由自在。
手前は蕗のサラダ。蕗を適当な長さに切って、
お酢・ゴマ油・塩・わさびなどを合わせたドレッシングで和えるだけの簡単サラダ♪
苦味が強い野菜なので、ドレッシングもわさびや柚子胡椒などパンチの効いたスパイスを入れるとイイと思う。ゴマ油の他にオリーブオイルでもいいし、ラー油と醤油をプラスしてもいいし、ちょこっと砂糖を入れて甘酢風にしてもイケルかも。
その時のおかずに合わせて、自由にドレッシングもチェンジしましょ♪
そして奥は蕗の葉の甘辛煮。
蕗の葉っぱを刻んで塩を入れたお湯で茹で、水に取る。しばらく水にさらして水気を絞ってからもう一度茹で、再び水に取る。ひと晩水にさらしておくとかなりアクが抜けるので、そこから味付け。
葉っぱをゴマ油でジャーっと炒め、お酒、みりん、砂糖、醤油を適当に入れて混ぜながら煮詰めていき、仕上げに炒りゴマをたっぷりかけてできあがり♪
あれだけアクを抜いたにもかかわらず、相変わらず苦いです(* ̄m ̄)プッ
その苦さに腹が立つんだが、なぜだかコイツ、箸が止まらないのです(* ̄m ̄)プッそれがまた腹立つww
お酒のつまみにも白いご飯にも合うし、じゃこや鰹節を入れてもイケル!
あとはきんぴらにしたり、薄切り牛肉と一緒に煮たり、高野豆腐と炊き合わせにしたりといろいろやっとります。
しかし蕗。
子どもの頃、ウチの母親も確かに蕗を使った料理を作っていた記憶がある。けれど、アタシは食べたことなどなかった。どう考えたって子どもが食べられるシロモノじゃないよなぁ。無理に食わされたこともあったが、苦いばっかりでキライだった蕗。
それが、今となっては毎年食べてるというこの不思議。
味覚って成長するのね~。
大人になってくると、素材が本来持っている苦味とか酸味とかが心地よく思えてくる。
春の野菜は、イチバン『旬』の香りがするような気がする。
蕗、筍、新玉ねぎに新じゃが、アスパラガスに菜の花、絹さや・・・。寒い冬の間に香りと旨みを蓄えて、おいしくなる春野菜。旬のものは、それだけでカラダに元気をくれるもんだ。
自然の恵みに(^人^)感謝♪