デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

想像力。

2007-12-23 18:36:39 | つれづれ日記

ここ数年、連続ドラマなぞ滅多に観なくなってしまったデブ夫婦でありますが、ひさかたぶりに毎週観ているドラマがあるのです♪
『SP~警視庁警備部警護課第四係』
これが面白い・・・久しぶりに次の週が楽しみなドラマである。
組織の矛盾ややるせなさを前面に出しているのは『踊る~』のラインなんだけど、イイ具合に超能力チックなものを絡ませてあるのが、ワクワク感をそそられるのよね~。
岡田クンの目の美しさも(・∀・)イイ!!し、1号旦那は真木よう子ちゃんが(・∀・)イイ!!と言っているし♪
観た後には、やっぱり日本という国のシステムに対するやるせなさが漂いますがw

あとは昨日から再々放送?をしている、NHKの『ハゲタカ』が(・∀・)イイ!! ファンドマネージャー、エリート銀行員、時代の寵児となるIT企業の青年社長などなど、それぞれの立場と思惑に緊張感があって(・∀・)イイ!!
合理的でばっさばっさと無駄を切り捨てていくように見えて、それでも根っこにゃ日本人の情があるもんだから難しい。エリートサラリーマンも起業家も、みんなその葛藤に苦しむんだなぁ・・・とw
だけど立場がある、生活がある・・・で、これもやっぱり日本という国『株式会社日本』というものに対するやるせなさが漂いますw
ふたつとも、そういう『余韻』を残してくれるところがイイんだよなぁ・・・。

こういう骨太なドラマが増えてくるといいな。大人が観ても楽しめるドラマ。子どもだましの、人気のタレントを使っただけで、誰がくっついて誰が別れて・・・なんてのばっかりじゃあね・・・☆
思えば少女マンガなんかも最近はそんなんばっかりだな。学校内の世界だけで繰り広げられる恋愛ごっこ・・・。まあ、高校生くらいまでは学校内がすべてだし恋愛がすべてみたいなところはあるから、それでもいいんだろうけれど・・・。
アタシらが子どもの頃の少女マンガは、もっともっと素っ頓狂で何でもアリで、子どもながらに『ありえないだろー』と思いながらも憧れたりしたもんだったが。
『ベルばら』も『キャンディ』も『チビ猫』も『ガラスの仮面』も(ああ世代がバレるw)、ありえない設定なんだけど、それがマンガだから、その設定だけで笑えて想像して、妄想して・・・なんてのが楽しかった。

想像力といえば、ここ数年連続ドラマもオリジナル脚本では視聴率が取れないんだそうで、マンガ原作のドラマが多い。
中には原作を超えた出来のドラマもあるみたいだけれど、観てる側からすると安易だな~~と思わずにはいられんのですが。これって、脚本家が育たないせいなのか、それとも視聴者を馬鹿にしているのか、視聴者がホントにバカなのか????
マンガが原作ってことは、原作を読めば当然絵で説明してあるから話がわかると。つまり、想像力が要らないってことだ。オリジナルのドラマは、観る側にもある程度の想像力が必要になるわな。絵という具体的なものがないと、視聴者はおろか、脚本を書く側まで想像ができないのかなぁ。ホントかなぁ。

日本人って本来『行間を読む』とか『読後感』とか『余韻』とか、そういうものを大切にしてきたもんだと思う。本だけではなく、ドラマも映画も音楽もそうだろう。だから単に『観る』だけではなく『味わう』っていう表現が使われるんだよね。
観て、聴いて、想像して、自分なりに咀嚼して、味わって、残る余韻を楽しむ・・・。
今やそんな楽しみ方すらしにくくなっているのかな。だとしたら、淋しいことですなぁ。

コメント
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