島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

オーケストラ

2018年10月30日 | 日常
先週は久々にオケにのりました。
サン=サーンスのシンフォニー3番。
四手で弾く部分があるので相方はもちろんアンドレウ。

一人で弾く音階もせっかく二人で座ってるんだから二人で弾こう、と、指揮者に許可をもらってアレンジ音を揃えて二人でハイスピードで音階を弾く、というのは実は結構難しい作業です
あまりにも久々だったので管楽器チームが



写真を撮ってくれたり



写真を加工してくれたり…
完全に遊ばれている…

弾く内容は音階とアルペジオなので難しくないのですが

私もアンドレウも45小節休み、とか、4小節弾いて10小節休んでまた弾いて、

とかいう楽譜が得意ではない。

どちらかというと、フルートの後に入る、とか、ヴァイオリンと交差する、とかの感覚の方がやりやすいので、二人で録音を聴いてチェックしたのに

練習時にその音が聴こえてこない…

いや、ちゃんとオケの人は弾いているはずなのですが、ピアノの配置が爆音金管楽器の並びでチェックしていない音が聴こえてくるというオケあるある事情。

昔、恩師のハザイに「オケの中で数えて弾く、というのが怖いんですよ」といったら
「僕も経験あるけど、トロンボーンが数えられるんだから自分は絶対できると暗示をかけるといいよ」といわれた。なんと失礼な

チューバに至っては最終楽章しかでてこない、なんてざらにあるし、その間ひたすら待って楽器だって冷たくなっちゃうだろうし、金管楽器は一音間違えただけで白い目で見られるし、ある意味彼らはすごい!





まあ、それでも楽しく練習に参加させてもらいました。
落ち着きない相方は「ユウコ、出番まで24分も音なしで待ちだよ」とインフォくれたり、ピアノパートが終わるや否や

「バナナ食べる?」

とバナナをくれたりさすがに曲内では食べなかった
退屈することはなかったのですが

やはり本番は緊張しました。弾くことではなく、ちゃんと入ることに!

二人でピアノパート無事終了のあと、小声で

やっぱり全部弾かせろ、っと思うよね…

と意気投合したのでした。

11月はアンドレウと二回本番あり、です。