島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

寝かしつけ合宿

2010年08月25日 | 日常
               おしゃぶりやめなよ、と、余計なお世話のなるきちくん


先週に引き続き、子どもとプール三昧の日々を送っています。暑い暑い。

玲子滞在2日目。
彼女から「ひとつ相談があるんだけれど・・・」と。

5歳のナルはもちろんのこと、我が家の1歳の娘、結も、寝る時間になると、満面の笑顔を浮かべ「ばいばい」と手を振り、2階の自室で一人で寝る。
ヨーロッパで主流の「一人寝」である。

だいたい6ヶ月、7ヶ月の乳児から訓練開始するのだが、方法はあってないようなもので、ひたすら寝るまで泣かせる、というのが方法。
確か、初日は20分泣かせてそのあと様子を見に行き、だんだんと子どもの様子を見に行く時間を延ばしていく・・・だった気がするが、私はあまりそういう分数には拘らず、とりあえず疲れるまで泣かせて、泣く時間が少しずつ減っていけば成功、と、かなりアバウトな方法をとっている。

・・・という話をしたところで玲子さん
「ここでそれ、試していい?」

いいですよ、あなたさえよければ。
そうです、この方法、子どももつらいだろうけれど、ずっと泣かせることをよしとしなくてはいけないので、挫折するのは親である。泣いている間は絶対絶対、様子を見に行ってはいけないし、住宅事情にもよるだろうし、近所迷惑になる可能性もあるので、すべての人におすすめ、というわけではない。

玲子が気にしたのは、結やナルを起こしてしまうのではないか、ということ。
でも、そんなことで起きるほどうちの子たちはデリケートではないので、じゃあやってみよう、ということになった。

初日は・・・35分泣き続け、泣き声がやんだと思ったら実は部屋で粗相。真っ青な玲子だったが翌日もめげずにトライ。
今度は30分泣き続け粗相なしで翌朝まで起きることなく熟睡。

これだと1週間もすれば終わるかもねぇ、など話していたら

3日目、10分後に就寝!
しかも、泣くことはなく、「なんでわたしが一人で寝なきゃいけないのよーーー!!!」と聞こえる悪態つき。彼女語なので、なにをいっているのかまったく分からないけれど、多分そんな感じだと思う。

え・・?もう終了????
と、気抜けした私たち。
あまりにも簡単に終わった「一人寝」、早速スカイプでフランスでお留守番しているだんなのジロちゃん(フランス人です)に報告する玲子。
ニースに帰ってからも続けるから協力よろしく!と、仕切っております。

一人寝できなかったときは、彼女が寝るまでそばにいるため、寝る時間はかなり遅く11時を過ぎることもあったという。が、今は9時過ぎには「おやすみ」なので、玲子も夜はのんびりできます。

食が細い、と聞いていたのだが、いやいや、よく食べる。
環境が変わったり、ほかの子どもと食事をともにすると食べるようになるんだよね。
うちのナルもそうだったしね。

今日はこの夏一番の暑さだそうです。
アフリカ風が吹いているらしい。
オーブンの中にいる感じですが、子どもたちは元気です。(親は伸び気味・・・)