小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

最後の静寂?

2020-01-20 05:52:36 | Weblog
一昨日の土曜日二見湾を出港して行ったオガマル、この便は所謂ドック便。例年だいたいこの時期に、年に一度の定期点検のためドック入りする。

14年前妻と二人この島へ移住してきたのがこのドック便だった。ドックなどと言う事は全く知らず、次の船までずいぶん間が空くからこの船にしようか、そんなイージーなノリで決めたのだが、知らぬが仏と言うやつだった。

それからの島暮らし、民間のアパート二軒の生活を経て今の都住に入居でき、島暮らしもやっと板についてきたように思う。勿論僕は全くタッチしていないのだが、このドック期間中も妻がいろいろ工夫して食材をストックしているようで、それほど不自由なく生活できている。

そしてこのドック期間中、今回は2月8日の土曜日まで約二十日間になるのだが、この間貨物船の共勝丸が郵便物や宅急便等々は運んでくれるのだが、人の出入りは全くなくなる訳で、島はとても静かになる。

島暮らしを続けていくうちに、このドック中の静かな父島が僕のお気に入りになった。

しかし、この静寂もどうやら今回がラスト。来年からはオガマルのドック期間中代船が用意され、島と竹芝の間を運航するらしい。

今回も島の観光業関係の人々を中心にこのドック便で内地へ向かった人が多くいたが、来年からは島の生態系も変わっていくかもしれない。

所で今回のドック便、発達した低気圧の影響で久し振りに大時化の中での出港、二見湾の湾口ですでに大揺れ状態、竹芝入港は約3時間遅れだったようで、乗船の皆さんお疲れ様でした。


ドック便出港