小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

オニヒラ

2011-11-23 05:32:45 | Weblog



写真は、オニヒラアジ(この島ではそう呼ぶが、図鑑で調べるとオニヒラアジなる名前は無く、正式名は分からない)残念ながら僕が釣ったわけではなく、釣仲間のヤブさんの釣果。







なんと5,5キロ、デカイ!お見事!


今週月曜日、小学校は先週土曜日の公開授業の振り休でお休み。当然の如く僕は桟橋での釣り。

確か2時過ぎ位だっただろうか、僕の隣のトチさんの隣で竿を出していたヤブさんの竿が撓りジーっと音をたてラインが出て行く。大物!僕とトチさんは、慌てて竿を上げる、お祭りしたら大変だからネ。しかしどうも様子がおかしい、押しても引いても動かない状態。

「根にでも入られたのかな?」周りで様子を見ていた釣好きたちが呟く。

これはしばらく小康状態だろうと言う事で、僕とトチさんは釣を再開。所がしばらくするとまたじわじわとヤブさんの獲物後動き出す。どうもこちらの方に向かっている。僕とトチさんは再び竿を上げる。

「なんだ?エイか」色んな憶測が行き交う。

やがてヤブさんのポンピングに少しずつではあるが、近づいて来ている。右に動いた獲物を追いかけるように、ヤブさんもリールを巻きながら50メートルほど移動しただろうか。やっと手元にライン、そして浮が見える。

固唾を飲みながら見守る我々の視線の先に現れたのが、写真のオニヒラ。20分程の格闘だっただろうか、一同ヤンヤの喝采。

そして驚く事に、ヤブさんの仕掛けはムロ狙いのサビキ。実は針掛りしていた訳ではなくサビキがオニヒラの胴体の真ん中にグルグル巻きになっていた。最初の写真、ムナビレの後ろの痛々しい傷跡がそれ。オニヒラもさぞ苦しかった事だろう。

ヤブさん、お見事でした。

所で僕のクーラーボックスには、桟橋での僕の釣果としてはおそらくキャリアハイと思われるグッドサイズのアイッパラ(正式名はスマカツオ)が一本、しかしヤブさんのオニヒラにすっかりかすんでしまった。


話は変わって日曜日の夜、久し振りに息子と彼女が我家でのディナーへ。妻の手料理と御二人。