小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

クヤチ~ィ!!

2011-11-17 07:42:15 | Weblog
小学校の仕事を終え、昨夜も凝りもせず夜釣りへ。勿論大本命はシマアジだが、ここ2週間ばかりシマアジゲットの情報は途絶えている。昨年より早め目のシーズンインだった今年だが、中だるみ状態といった所だろうか。

しかし昨夜は月の出が夜の9時過ぎ、日没後暗くなってからそれまでの間はメアジが期待できる。そんな状況の中、昨夜も桟橋は大賑わい。餌釣り、ルアー釣り、多い時で10本ほど竿が並んだだろうか。

僕の第一投は5時前、既に日没時刻を過ぎ、辺りはほの暗い。目の悪い僕、三投目からは浮のケミホタルを点灯。外道が2、3匹掛かった後、浮がゆっくり沈んだ。反射的に竿を立てる、そして確かな手応え。今まで掛かっていた外道とは違い、グッと重い。やがてリールはジーッと言う音をたてラインが少し出て行く。

大本命だ!確信は無いが直感的にそう感じた。

周りの顔見知りたちからも「おー、本命か」と声が掛かる。あの強烈な手応えを感じながら、慎重にリールを巻く。そんなやり取りをしていると、突然、隣で竿を出していたJムスが「なんだ!絡んでるぞ」と叫ぶ。左に走った獲物が、Jムスの仕掛けに絡んでしまったのだ。

所謂‘お祭り’こんな時に勘弁してくれ!僕の頭の中は一気にパニック状態。それでも獲物はまだバレずに掛かっている。已む無くJムスの仕掛けごと何とか手元まで手繰り寄せた。そしてその姿が水面近くまで上がってくる。

「白い、白いぞ!(シマアジは上がってくる時、白く見える)」僕は思わず叫んだ。

釣仲間のトチさんが、タモを持ってかまえている。しかし僕の腕が未熟なのに加え、お祭りしている為に、上手くコントロールできない。一度タモに入りかけた獲物だが、もう少しの所で納まらない。その時運悪く、獲物の掛かっていなかったもう一本の針にタモ網が絡んでしまった。

そうこうしている内に暴れる獲物は遂にバレてしまい、僕の掌から零れ落ちる様に漆黒の海中へと消えてしまった。

クヤチ~ィ!!!初シマならず。

その後ははっきり言って‘消化試合’と言った心境だったが、餌が無くなる8時過ぎまで頑張った。グッドサイズのメアジが4枚、修行はまだまだ続く。

話は変わって、昨日の昼休み、久し振りにアルプスでウェザーへ。交換したスプロケットの具合を確かめたかったのだが、相変わらず異音は気になるが、空回りは全く無く実用的には問題なし。チェーン交換はしばらく様子を見てから判断する事にした。

写真は昨日のウェザーから。小笠原近海でザトウ確認の情報もあり、ここからのホエールウォッチングももうすぐシーズンインだ。















PS 和尚、返信メールサンキュです。そんな訳で初シマはお預けです。機会があれば‘イカタン’試してみます。