小笠原を実感する時

昨日はブログ投稿の後、予定通り青灯で釣り。一昨日の夜、青灯ではイカがかなり上がったらしく、昨日の青灯周辺、昼間からイカ釣りの人でおお賑わい。サビキでムロ狙いの釣りをしているのは僕だけと言う状態。

ケイタ島でアホウドリの餌付けの仕事をしているユウヤが、久し振りに父島へ帰ってきており、青灯へ遊びに来てしばし談笑。浮きは相変わらずピクリともしない。

餌も半分くらいになりかけた頃、浮きがペタッと寝た。慌てて竿を立て合わせる、手応え有り、乗っかったようだ。所謂食い上げた状態、小振りのムロが上がった。久し振りのムロだ。すぐアミコマセを詰め、釣れたあたりを目指して仕掛けを投げる。浮きが立つ前に沈んだ、またしても小振りだがムロをゲット。これは入れ食いの予感。

ところが次の一投でかかったムロを釣り上げる瞬間、ダツにハリスごと持っていかれてしまった。こうなると群れが散って食いが悪くなってしまう。案の定その後はしばし音なし。それでも餌がなくなるまで8本のムロをゲット、妻と二人で食べるには多すぎるかな、と思っていたのだが、小学校に新任でやって来た先生（女性！）が二人やって来て、話の流れで4本をプレゼント。釣れたらもっていくよと約束していたユウヤ、ゴメン！

夕食後は、以前ビギナーズラックでイカを釣り上げた母島丸岸壁でイカ釣りに挑戦。しかしこちらは相変わらずのボウズ、イカ釣りはどうも苦手だ。

さて本日、休日恒例の早朝ジョグの後は本日入港のオガマルの荷役作業へ。今日は11時30分、200名ちょっとの乗船客と共に二見湾に姿を現した。次便はゴールデンウィーク第一弾の着発便、その前の静けさと言った所だろうか。しかし積荷のほうは、建設資材など思いのほか多く、午後の荷役作業はけっこう苦戦、終了は4時半近くになってしまった。

ところで、今日も荷役作業の昼休みは同僚のバップさんと前浜でランチ。夏を思わせるような日差しに日曜日と言う事もあって、前浜は水遊びを楽しむ島っ子とそのお母さん、そして長旅の疲れを癒す観光の人、イカ釣りを楽しむ釣り人etc、大賑わいだった。

僕にとっては、仕事の途中の昼休み、こんな環境でランチするとき、小笠原で暮らしているんだな～と実感する一時でもある。これからこんな一時がどんどん増えてくる、大いに楽しみ。前浜スイムもそろそろ始めますか。

写真は、そんな今日の前浜。

都営住宅

土曜日の朝、早朝ジョグを終えいつもならお休みの土曜日、さあ！と言う所だったが、今日は急遽荷役関係の仕事が入り8時桟橋集合でお仕事。作業自体は1時間ほどで終わり帰宅、今洗濯機を回しながらパソコンに向かっている。夜になって一杯入ってしまうとブログを投稿する気力が無くなってしまうこのごろ、そうなる前にと言う事だ。

所で妻は、亜熱帯農業センターの施設公開と園芸教室に出かけたようだ。10時半から苗木の無料配布があるらしく、早朝ジョグの途中一緒に行こうと誘われたのだが、朝一で仕事も有りその後は久し振りに釣り糸も垂れたかったので、丁重にお断りし、ややひんしゅくを買ってしまったようだが、まあしょうがないネ。

所で昨日昼休みに小笠原支庁の土木課へ、都住の空家住宅募集の申し込みに行ってきた。当然募集戸数より申し込み数のほうが多く毎年抽選となる。今回で3回目の申し込みとなるのだが、得意の早合点で3回目から当る確立が上がると今回は期待していた。ところが説明書をよく読んでみると、申込日において3年以上小笠原諸島に住所を有している方、と有り我家は来年から該当と言うことになる。

つまり今年も望み薄、しかしまずは申し込まなければ当らないと言う事で、住民票や現在居住のアパートの賃貸契約書の写し等を用意、これがけっこう面倒くさい、昨日の手続きとなった。ちなみに申し込み順位は15番目。昨年は抽選の結果、34人中28番と言う惨憺たる結果に終わった。今年はどうなる事やら。

妻も僕も現在のアパートは確かに狭く、もう一部屋位と言う思いはあるのだが、ここでの生活自体はかなり気に入っている。2年以上ここで暮らし、慣れというのもあるしネ。

そして妻も僕も、所謂団地と言うところの近所付き合いはあまり得意な方ではない。それに引越し業者の無いこの島での引越し、考えただけでぞっとしてしまう。しかも4階や5階だったらほんと、お手上げだ（島の都住は5階建でエレベータは無い）

しかし生活苦の我家、現在のアパートの家賃と比較すると格段にリーズナブルでしかも広い都住は魅力的だ。今年はどうかな～。

さてそれでは、洗濯も終わり、ムロ釣りにでも出かけますか。このところムロ全然口にしておらず、あの味が恋しくなってきた。

写真は、昨日申し込みに行った小笠原支庁。

穏やかな日々

木曜日の午後、今日出港のオガマルの荷役を終えパソコンに向かっている。昨日、一昨日ブログの投稿お休みしてしてしまったが、特別理由があるわけではなく、これと言って特に書きたい事もなく、穏やかな日々が続いていると言った所だ。

朝は妻と一緒にそれぞれの学校に自転車通勤。そういえば一昨日の朝は、後少しで学校と言う所で土砂降りの雨になり、僕は駐輪場の屋根の下で雨宿り、妻は「エイ！」とばかりに強行突破していった。女は強いネ。

お昼休みは妻と前浜でランチ。昨日も一昨日もバップさんが後から合流、四方山話の後はお昼寝。そういえば一昨日はホワイトチップ（ネムリブカ）が2匹岸から1メートル位の所を悠然と泳いでいたし、昨日はダツが矢張り2匹、こちらは一所にじっと停まったままだった。魚たちものどかな昼休みを楽しんでいるのだろうか？

そして帰宅後は妻と扇浦までジョグ。妻は慣れない中学校の用務の仕事で多少気疲れもあるのだろうか、僕は土日だけのジョグが、毎日の夕方になり明らかに疲労気味、そんな訳で走り出しは二人とも足が重く一向にペースが上がらない。

毎日夕方5時前後のジョギング。この島の仕事が終わる時間帯で、毎日同じような顔ぶれと行き会い、軽く挨拶、そんな事をしている内に次第に足が動くようになって来る。

帰宅後はシャワー、そしてBEERに夕食。ジョギング後の空腹と喉の渇き、これ以上のセチュウエーションはあり得るはずも無く、そのまま焼酎へと杯は進み、当然ブログの投稿は明日！と言う事になってしまう。

所で、今日のオガマルで荷役仲間の一人イチクンが、奥さんの出産が近い為内地へと帰っていった。初ベイビーに御対面の後は、先に一人帰って来る予定らしい。前にも触れたと思うが現在この島では出産はできない。島の夫婦が子供を生むと言うのは、内地と比較すると本当に大変な事である。

それでも内地の少子化をよそに、このところ島はベビーラッシュ。島の人のパワーは本当に凄い！

写真は昨日の前浜。

日焼けでイテ～！

月曜日、一週間の始まり。そして今日はオガマルの入港日、天気予報は曇り一時雨。しかも荷役作業が佳境となる午後一番、雨の確率が高い。今日も空模様を気のしながらの荷役になりそうだ。

まずは小学校の用務の仕事へ、妻と共に自転車通勤。空は今にも降りだしそうにドンヨリねずみ色だ。通用口の掃除をしながら登校してきた生徒さんにふと目をやると、傘を差している。予報よりも早く雨が降り出したようだ。

8時過ぎ、入港日恒例、防災小笠原の島内放送は、240名程の乗船客を乗せ定刻11時30分、オガマルの入港を告げていた。

10時小学校を退勤、自宅に戻り慌ただしく用意をして、オガマル桟橋へ。入港1時間前から入港に備え、打ち合わせに始まりその他入港作業の準備。年度末の移動の時期もようやく峠を越えたようで、今日は最近にしては積荷の量もかなり少ない。雨さえ降らなければ順調に終わりそうなのだが、朝方の雨は一応上がったものの、何時振り出してもおかしくないような空模様。

昼休みを挟み、常に雲の様子を気にしながらの作業だったが、幸いにもオガマルの上空だけは雨雲が上手い具合に避けてくれたようで、何度かパラッとは来たが大事には至らず3時過ぎに作業は無事終了。最近にしてはかなり早い終了時間、皆様お疲れ様でした。

ところで帰宅してシャワーを浴びると、上半身のいたるところがヒリヒリと痛い。昨日ジニーで4時間近く上半身裸のまま、小笠原の太陽を楽しんだおかげで日焼けしてしまったようだ。

ジニービーチは本当に綺麗で素晴らしいビーチなのだが、日陰が全く無く、真夏など焦げる事間違いなし。まだ4月初旬と油断してしまったが、小笠原の太陽をちょっと甘く見てしまったようだ。背中はまだいいのだが、お腹がヒリヒリするのは耐えられませ～ん。

今日は写真が無く、昨日のジニー第2弾。エイチちゃん夫婦に僕。この格好じゃ焼けちゃうよよネ！

極上のジニー

昨夜久し振りにエイちゃんからTELが有り、カヤック遊びのお誘い。特に予定があったわけではない我家、勿論二つ返事で「宜しくお願いしま～す」。

そんな日曜日の朝、まずは休日恒例、扇浦までのジョグ。昨日早朝ジョグに次ぐハートロックまでのトレッキングのせいか、走り出しから足が重い、乳酸がたまりきっているようだ。ついこの前までよく行き会っていたお巡りさんや海保の兵は、4月の移動で内地に帰ってしまい、このところの早朝ジョグはチョッピリ寂しくなってしまった。

そんな寂しさを癒してくれるように、今朝も荷役仲間のナカタさんと愛犬ランちゃんが扇浦で出迎えてくれた。砂浜を歩く二人？はとても絵になる。

早朝ジョグの後は一連の朝の用事を済ませ、9時半コペペ集合の時間に合わせ我家を出発。メンテしたばかりの我家の2台のランドナー、気のせいか走りは快調だ。

久し振りのコペペ、天気は上々、外海のウネリも昨日ハートロックで見たときより治まっているように見える。やがてエイちゃんカズちゃん登場。本日の主役カヤックをビーチまで運び、手早く準備を済ませいざ出港。

湾の外に出てみると以外にウネリは大きかったが、エイちゃんのGOサインでジニー目指して力強くパドリング。途中大きなウネリにややビビりながらも順調にジニーに到着。

久し振りのジニーは最高のコンディションで我々を迎えてくれた。真夏を思わせる強い日差し、小笠原の中でもここでしか見る事のできないと思われるコバルトブルーの海、そして白いビーチには我々4人だけ。何時以来になるのだろう、とりあえずは間違いなく今年初めてのジニーは、完璧。

ノンビリ夏の日差しを楽しみ、極上のランチタイム、そして腹ごなしに登ったジニー裏山のからの絶景。

エイちゃんカズちゃん、本当に極上の休日をプレゼントしていただき、サンキューでした。

写真は今日のジニー、エイちゃんカズちゃん、そして妻。