小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

義父からの贈り物その2

2009-02-23 18:15:43 | Weblog
早2月もラストウィーク、我家の暮らしもやっといつもの島暮らしのペースを取り戻した。

妻も僕も完全OFFの昨日、まずは扇浦までの早朝ジョグ。そして僕は久し振りに自転車のお手入れ、しばらくサボっていたのでいつもより念入りにお掃除。1年ぶり位にブレーキの調整も。

そしてその後は、ハートロックまでのウォーキング。オガマル出港中と言う事もあり、日曜日だったがハートロックに他の人影は無く、我々2人で独占。時折吹く強い東寄りの風が心地よい陽気だ。僕にとっては僅かではあるが母の灰の眠る場所、きっと何年たってもハートロックの赤土の上に立つときは、特別な気持ちになる事だろう。

風が有る割りには霞のかかったような状態で、母島の姿も見えず、コンディションとしてはあまり良くなかったのだが、それでも沢山のクジラを確認。昨日のクジラさん達は気分が良かったのか、距離を置いて見守るクジラ船に自ら近付き、挨拶するようにいろんなパフォーマンスを見せていた。

そんな光景を眺めながら、ランチにシエスタ、2時間ほど極上の時を過ごした。帰りは夜明道路周りのおまけ付きで、朝のジョギングを含め30キロほど走り歩いた事になる。夜のBeerも極上だった事は言うまでも無い。

所で妻は義父の形見と言っては何だが、我家にピッタリの義父の所有品を持ち帰って来た(勿論宅急便で郵送したのだが)。その内のナンバーワンは、なんと言ってもBOSEのCDプレーヤー。6畳一間の我家でその能力を充分発揮できないのが残念だが、BOSEと聞いただけで、音が良いに決まってる、と僕なんかはすぐに信じきってしまう。

妻はすっかりジャズにはまってしまって、最近の我家のBGMはジャズばかり。おまけに中学校の図書室から‘ブルーノート再入門’なる本まで借りてきて「勉強になった」と一言。

そしてもう一点。30枚程の懐かしい名画を含むDVD。なかなか見る機会が無かったのだが、昨夜はそんな中から‘メンフィスベル’をのんびり観賞。第2次大戦中、イギリスからヨーロッパ本土の爆撃の任務に就くB17爆撃隊の物語。

何年か前、内地の映画館で見た事を思い出しながら、懐かしく観賞した。人の死ぬシーンの無い、爽やかな戦争映画、楽しい奴が良いよね、やっぱり。観たい映画が沢山あって、楽しみ、義父の趣味に感謝だ。

写真は昨日、ハートロックのい帰り道に撮った1枚。