小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

初ムロ

2009-02-11 15:36:17 | Weblog
5日のオガマルで内地から戻って丁度一週間。まるで何事も無かったかのように、小笠原での生活はいつものユッタリとしたペースでの毎日である。

ちょっとした事件と言えば、暗がりで段差を見落とし妻が転倒。左膝を強打した模様で、日月火と三日間、妻にしては珍しく早朝ジョグを自重していた。よっぽどの事が無い限りジョギングは欠かさない妻だったが、膝の具合も相当悪かったのだろう。そして年齢を重ねるにつれ、多少は円くなって来たという事だろうか。

そんな妻も、今日の休日は満を持して早朝ジョグ復活。そして復路の屏風谷の激坂を下り終え、最後のトンネルに差し掛かる頃「足は完全復活、休むってヤッパリ大事だよね」と一言。完治と言うのはちょっと大袈裟だとは思うのだが、矢張り三日間の完全休養は効果絶大だったようである。

この歳になると、怪我や故障は本当に命取り。まずは普段の生活で怪我や故障、そして病気には細心の注意を心がけねば。そしてやってしまったら、無理せず我慢。我々2人にはこれがなかなか難しい事だったのだが、今回の妻の膝の件を教訓に我慢する事も念頭に入れ、楽しい島暮らしを続けて行きたいものである。

さて建国記念日の本日、早朝ジョグの後、妻は友人に誘われ山歩きへ。僕は2時にちょっとした用事があったため、今日は妻と別行動、2時まで桟橋での釣。今年に入ってから本当に慌ただしく時が流れ、早2月も10日過ぎと言うのに桟橋での釣はなんと本年2度目。しかも初釣は散々な目に遭っていた為、今日は是非ともそのリベンジと気合充分。

8時前、釣具店が開くのを待ち構え餌のコマセを購入、今日はサビキでムロ狙い。上空に広がる雲に陽射しは遮られているが、予報では時々晴れとの事、風も弱く釣には絶好のコンディション。しかし気合ばかりが空回りしたようで、お昼を過ぎてもムロどころか、浮きは一度も沈まない。

隣で糸を垂れていた顔見知りの釣り人も、あまりの反応の無さに諦めて帰ってしまった。覗きに来ていたバートも「暇つぶしにもならんな」と一言残し退散してしまった。

約束の2時まで残り1時間を切り、餌も本当に僅かとなった時浮きが微妙に反応、反射的に合わせると久し振りの手応え。慎重に引き寄せると「やったね!」キラキラ光るムロガ上がってきた。結局餌の無くなるまでのラスト4投で合計4本のムロを釣り上げ、何とか坊主を免れ本年初ムロをゲット。大漁とは行かなかったが、久し振りの感覚を楽しんだ。

写真は、先日撮った小笠原の桜。