小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ラッシュ

2009-01-02 16:10:45 | Weblog
昨日ブログ投稿の後、妻が中学校で精魂込めて育てている草花の給水に付き合い、僕は小学校のチャボの餌やりに。僕の姿を目ざとく見つけ、後を付いて来て餌のおねだりをする6羽のチャボたちに新年のご挨拶。

その後あまりパッとしない天気だったが、家でゴロゴロするのは大の苦手「夜明道路でも歩いて途中でランチ」と言うことになり、朝の初日の出ジョグとは逆に、奥村から時計周りに夜明道路をお散歩。しかし御丁寧に1日に夜明道路を2周するなんて、我々2人は明らかにイカレているかも。

朝の日の出の時もそうだったが、夜明道路はツアーの車とレンタルのゲンチャリで、普段の父島からすれば正にラッシュ状態。流石に島の人口が倍に膨らんだだけの事はある。何人か顔見知りのガイドさんとも出会い「おめでとうございます」新年の御挨拶。

境浦ファミリーの看板犬、白ラブのバロンにも久し振りにお相手してもらい、新年の挨拶を済ませた。きっとバロンも、御主人がお客さんの相手で忙しく退屈していたのだろう、すぐに擦り寄ってきて、何時に無くたっぷり愛嬌を振りまいてくれた。

さて本日、まずはいつものように妻と境浦まで早朝ジョグ。この時間帯、普段ならほとんど行き会う車も無いのだが、今日は何台かの車と、ゲンチャリにも行き会った。島の目覚めも何時に無く早いようである。

シャワー朝食の後は、昨年暮れから決めていた、お気に入りハートロックまでウォーキング&ランチへ。屏風谷から見る島の西側の海は、強風による白波で真っ白。境浦、扇浦の海岸も打ち寄せる波が砕け大荒れ状態。

二見湾には、昨日一足先に出航して行った「いしかり」の姿は無く、今日出港予定の「きそ」の姿しかない。強風の為ハハマルは欠航、今日の海関係のツアーはおそらく難しいのでは。

そんな影響も有るのだろうか、本日のハートロックは、これまた大ラッシュ状態。途中の林道で、顔見知りの山ツアーのガイドさんが、10名を越えるツアー参加者へ、マイクを使ってレクチャー中。我々は脇をパスさせてもらい一足先にハートロックへ。いつものように我家を出て約2時間、ハートロックへ到着。強風の吹きっさらしとなるお気に入りの岩の上は避け、今日は正にハートロックの真上に当る赤土の大地の上でマッタリ。

程なくやって来た先ほどのツアーの人達を皮切りに、その後は続々とツアーのグループが到着。ほとんどのガイドさんが顔見知りで「今年も宜しく」とここでも又新年の御挨拶。時化でカヤックツアーが出来ず、山に切り替えたツアーも何組かあったようだ。

我々がハートロックを後にする時点で、ざっと80名くらいは今日のハートロックを楽しんだ勘定。勿論我々がハートロックで体験したMAXである。

そんな人達に、今日は海からのプレゼントが一つ。強風による白波で発見は無理かなと思っていたクジラが、こちらもラッシュ状態。アフリカ人並みの目を持つ妻が発見したのを皮切りに、僕が見ただけでも10回以上のブリーチング。我々にとっても、今シーズン初ザトウとなった。

帰りは時間にも余裕があった為、夜明道路周りで我家へ。この2日間で60キロ以上歩き走った事になる。我家はECOしてますよ。

写真は今日のハートロック、これでラッシュ状態(高尾山とは違います)