小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

アッチ~イ!

2007-11-07 16:43:06 | Weblog
ここ数日の小笠原、なんだか知らないけどとにかく暑い。ほぼ毎日見ている夕方7時前のNHKの天気予報でも、最低、最高気温とも日本で一番高い日がほとんどだ。

昨日は朝方ブログ投稿の後、天気予報は曇り時々雨だったのだが、何となく空も明るいし、せっかくのお休みだったので、当然の如く青灯での釣りに出かけた。先客が一人、時々釣り場でご一緒する硫黄島出身の御老人アサヌマさん。おそらく父島での釣りの経験は、一番長い一人ではないだろうか。

アサヌマさんの昔話に耳を傾けながら釣り糸を垂れる。相変わらず当らない小笠原の天気予報が良い方に外れてくれて、元気な太陽が顔を出し、まるで真夏の日差しだ。おまけに南よりの湿った風が思いのほか強く、焦げそうである。そしてこの風向きは青灯ではほぼ正面からの風、頑張って投げてもなかなか思うように仕掛けが飛んでくれない。

お昼近くになり釣果はまだシマムロ(グルクン)1本、相変わらずの向い風にちょっと気合が入りすぎたのかもしれない。思いっきり竿を振った瞬間指先にイヤーナ感触、糸が切れてしまった。テンションを失った僕の愛用の赤い浮きは、仕掛けとともに力無くフワーッと飛びやがて着水。ペタッと横になったまま海面を漂っている。

しばらく考えていたのだが、釣りの邪魔にならぬ方に浮きは流れて行ったし、愛用の浮きだし、真夏のように暑いし、ここは一番泳いで取って来ようと決断。タンクトップを脱ぎ、サングラスを外せば、下はサーフパンツ1枚。青灯から思いっきり飛び込んだ。

水温も25~6度、必死で泳いでいた事もあったが全然冷たくは感じなかった。ちょっと困ったのは、ど近眼の僕、裸眼で海面を漂う浮きを探すのにチョッピリ苦労。それでも程なく回収、思いがけず青灯でのスイムを楽しんでしまった。

頑張って浮きを回収したのだが、その後の釣果はソウダガツオ2本。満足は出来ないが、まあ十分休日の釣りを楽しむ事ができた。

さて本日、オガマルの入港日、荷役の仕事だね。オガマルは前線を越えてきたせいもあるのだろうか、277名の乗船客と共に、定刻50分遅れの12時20分に入港してきた。

僕は小学校の用務の仕事を10時で上がり、一旦自宅に戻り軽く腹ごしらえ、11時30分桟橋集合、そして荷役の仕事を終え、今こうしてパソコンに向かっている。

今日も天気予報は曇り後雨だったのだが、オガマルが入港するころには元気なお日様が顔を出し、真夏の暑さと比べればいくらかましとは言うものの、皆汗だくでの荷役作業。「11月だって言うのに、どうなってんだこの暑さは、今年はなんだか変だな!まあ寒いよりは良いけどネ」島暮らしの長い荷役の連中も、今年の暑さにはちょっとビックリしているようだ。

ブログ投稿の前に覗いたネットの天気予報では、明日は北風に変わるようで、相変わらず曇り時々雨の予報。さてどうなる事やら。

写真は昨日青灯から撮った、夕方の三日月山方面。