MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

冷しきし麺

2010年07月26日 | たべもの・料理

毎日暑い日が続くと食欲も減退気味になりますが、そんなときは栄養価よりも涼味のあるものを食べるに限る。

昨年発見した「梅干と大葉とめんつゆ(好みにより適宜分量調整する)」の組み合わせで作る下地(汁)がお奨めです。

梅干は種を取って包丁などで微塵に叩き、めんつゆと和え、そこに茹でて氷水で冷やしたキシメンを入れ、その上に微塵に切った大葉をふりかけ、ビビンパのようによくかき混ぜて完成(巻頭の写真)。冷麦や饂飩や素麺などにも利用できます。焼いた麺に掛けてもおいしいです。

なんとなく野菜が足りなかったので、胡瓜とキャベツを薄塩で揉んでトッピングしました。

キャベツの千切りを酢と味醂で揉んだだけの、すっきりしたサラダもお奨め。
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台湾のヘソ「埔里(ホリ)」

2010年07月25日 | あらかると

先日NHKの「あさイチ」で、台湾のヘソ(台湾の真ん中にある)といわれる埔里(ホリ)から「産直レポート」があり日月潭(ニチゲツタン・巻頭の写真)などが紹介されていた。

以前、台湾に一人旅したとき、運転の出来る現地(台北)のガイドさんを雇い、ガイドさんの車で、木生昆虫博物館、九族文化村、日月潭、文武廟などを観光したところなので懐かしかった。
後でそのときのアルバムを取り出してみたところ、まだデジタル化(各種ドキュメントを減らすため昔の写真アルバムなどはすべてデジタル化をすすめている)の済んでないものが30点余り出てきた。
写真を整理しながら、最近はどのようになっているのかをNetで調べてみると、この付近は、1999年9月21日に発生した台湾中部大地震の震源地の近くであったため、だいぶ被害を受けていたことがわかった。

たとえば、日月潭の近くにあった「文武廟」は相当な被害を受けたようで、当時撮った古式豊かな光景は無くなっていた。下の写真が被害を受ける前。その下がNetで取得した現在の山門など。


上記の建物の一部は崩れ落ち、今は下のように完成しました・・・


日月潭の近くには「九族文化村」があり、各部族ごとの踊りのショーや、家屋や生活様式などを見ることができる。
今年の1月には、「日月潭」と「九族文化村」の間に全長1,877mのロープウェイが開通したようで、更に賑わっているとのことでした。


木生昆虫博物館は、世界各地から収集した蝶6000種と 昆虫1万種を展示している。幻の蝶、フトオアゲハやナガサキアゲハ、 1965年に絶滅したオオルリマダラなどが展示されているので、趣味のある人にとっては蝶のメッカかも。趣味の無い人でも十分に楽しむことが出来ます。

YouTubeで「台灣宏觀電視 - TMACTV--木生昆蟲博物館」の北京語(台湾語?)での案内を見ることが出来ます。

台湾の観光地などを知りたいなら、日本語で紹介している「台北WEB」が便利です。
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ボンネットバスと木造校舎と

2010年07月23日 | あらかると
かまど、ポンプ式井戸、ニワトリ小屋、雨戸、七輪、釜、木造校舎、木の机、地蔵小屋、ボンネットバス、「稲荷前」というよくある名前のバス停。蚊帳、自転車の三角乗・・・etc

私の小学生時代に良く見られた光景である。
今日の「金曜ロードショー」にはそんな光景が次々と出てきて郷愁を覚えたが、チェックしながら見ていると時代考証の確かさを感じた。
映画の題名は「となりのトトロ」で、調べてみるとやはり昭和30年(1958年)という設定だった。この映画の初上映は1988年だったが、その頃の私といえば仕事が趣味のような時代だったから、映画を見るのは年に数回程度に過ぎず、この映画は見ていなかった。

巻頭の写真はその頃に登った丹沢山の「霧氷」の景色である。真夏に少しでも涼しさを感じていただければ・・・・
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写真のバックアップとブログアドバンス

2010年07月21日 | 写真

gooブログでは7月15日から写真1枚あたりの利用枠が拡大され、大きさが1920ピクセル四方、容量が2MBまで登録できるようになった。

1枚あたりの容量が今までの倍になったことにより、写真のバックアップとしての利用価値が出てきたことになる。
外部ディスクやブルーレイ、DVDなどにデータのバックアップを行なったとしても、火災などからは守ることが出来ず十分とはいえないが、高度なセキュリティで守られている外部会社ならほぼ完璧に近いデータのバックアップとなるのである。

また、gooの「ブログアドバンス」に加入すると(月額200円)、1TBの容量が確保できるのも魅力である。1TBといえば2MBの写真なら500,000枚まで登録が出来る。一年に一万枚登録しても50年は使えることになる。

巻頭の写真は「ラベンダー」
その写真の1919×1277ピクセル、1.96MBの写真は「こちら」から。容量が大きいので回線速度の遅い方はご注意を・・・
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黒酢の酢豚

2010年07月19日 | たべもの・料理
暑い暑い夏の到来である。そんなときはやや清涼感のある食べ物が欲しくなる。アミノ酸がたくさん摂れ、疲労回復に良いとされるクエン酸が多く含まれる黒酢を使った料理がお奨めである。黒酢は健康飲料としても飲まれる程アミノ酸が豊富に含まれています。

ということで、以前に紹介した「黒酢豚」を下記のレシピ(要約)どおりに作ってみた。レシピどおりに作った結果、面倒な点を見つけたので私流も紹介します。


豚肉は片面に斜め格子状に浅い切れ目を入れ、1枚を食べやすい大きさ(6等分~8等分)に切り、酒(大さじ1)、ごま油(小さじ1)、溶き卵(2分の1コ分)、塩、こしょう(・各少々)で下味をつける。

下味が付いたら かたくり粉をまぶし、160~170度に熱した揚げ油に入れて、きつね色になるまでカラリと揚げる。

黒酢だれの材料(黒酢と水を各大さじ3、砂糖、醤油を各大さじ2、かたくり粉小さじ2分の1)を混ぜ合わせ、フライパンに入れて強火で煮立て、3分の2の量になるまで煮詰めたら揚げた豚肉を入れ、ゆすりながらたれをからめる。
器に盛り、水けをきった新しょうがをのせる。


レシピどおりに作った完成品が巻頭の写真。ショウガは無かったので省略。


一枚100g前後のトンカツ用豚肉に隠し包丁を入れ8等分にして漬け込んだ。溶き卵2分の1という分量が面倒なので1個を入れる。個人的に脂身の部分は徹底的に取り除いた。

これを片栗粉にまぶして唐揚げ(竜田揚げ?)にするのだが、鮭や卵を入れる上記の方法だと水分が多く厚めの衣が出来てしまうのでやや取り扱いが面倒です。

そこで、以前私がアレンジした塩と胡椒だけの味付けをお奨めしたい。そのほうが浸ける時間も必要なく、しかも水っぽくならず楽に片栗粉をまぶすことが出来ます。ちなみに下の豚肉の量は300gでした。


中華料理的には、溶いた小麦粉を付けて天麩羅のような揚げ方をすることが多いが、やはり手っ取り早いのは唐揚げ風にビニールの袋に片栗粉(あるいは小麦粉)をいれて、その中に簡単に味付けをした肉を入れて上下に振り、肉に粉が万遍なく付いたら揚げるという方法です。こうすると「黒酢豚」は意外なほど簡単に作ることが出来ます。


黒酢の味付けの方法も片栗粉を先に入れず、煮込んでいるときに「水溶き片栗粉」方式で、水に溶いた片栗粉を5本の指で掴んで少しづつ数回に分けて入れるやり方が失敗は少ないと思う。甘酸っぱい味が命ですが、酢と砂糖と醤油の分量次第で自分流の味に変えることができる点もいい。
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