MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

晩秋に釣る

2011年11月29日 | あらかると

近くの川に釣りに出かけた。
晩秋の川魚は厳冬期を前に食欲が旺盛で、
場所さえ外さなければそれなりの釣果が有るものである。

私が良く行くのは下記の写真の場所で、必ず何かが釣れる場所でも有る。
これまで釣ったものは、
銀鮒、ヘラブナ、ウグイ、追川、モツゴ、ウキゴリ、バラタナゴ、ヌマチチブ、
ヨシノボリ、タモロコ、ホンモロコなど・・・
鯉もいるが、針を掛ける駆け引きの面白さがないので今は釣りの対象にはしない。


下の写真、小さな波紋が幾つかあるが、
これは小魚が流れてくる虫などを捕食したときに出来るもので、
それだけ魚影が濃い(沢山いる)と言うことである。


上の写真を拡大してみると、数匹の小魚が確認できる。
レンズに偏光フィルターをつけるともう少しはっきり写るのだが、
魚の形状からすると、ウグイかモロコであろうと思われる。


釣りを楽しんでいると遠くで何かが跳ねた。
鯉かブラックバスなどの中型の魚であろうと思われる。
で、
土手のほうから「何か釣れましたか?」の声が・・・
こんな時は「モツゴやモロコが釣れました」とは言い難いので、
「駄目です」の一言で答えることにしている。

なぜなら、
この釣り場を知っている人なら何がどの程度釣れるかを知っている筈で、
上記のような質問はしない。つまり上記は釣りをしない人の質問である。
こんなとき「ウグイが釣れました」などと言うと、
「ウグイってどんな魚ですか?」と再び質問が飛んでくることが多い。

魚を知らない人に魚の特徴を語るのは難しいので有る。
国鱒の発見に一役かった「さかなクン」だって絵を書いて説明しているのです。


釣っている最中でもシーンが良ければ写真を撮っている。
土手の枯れたブタクサや枯れかかっているセイタカアワダチソウが、
午後の逆光の中でシルエットになった。
晩秋らしい光景である。
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