MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

RAW現像にて露出補正する

2010年06月01日 | あらかると
SONY-α380で撮影するときは、RAW+JPEGで撮っているが、AUTO撮影時の露光不足や、マニュアル撮影時の露光不足はRAW現像で補正することが出来大変重宝している。
たとえば巻頭の写真は、AUTO撮影のため雲や空の明るさで露出が決定されたためか(もしくは露出決定のためのシャッター半押しの時間が短すぎたために中途半端な計測になった可能性もある)、水面などの風景は相当暗く写ってしまっている。
これをRAWデータの現像時に、露出補正を+1.00EV、コントラストを+10、色調の彩度を+40としたのが巻頭の写真の下の写真であるが、より肉眼で見た風景に現像できた。

下の写真は逆光被写体のマニュアル撮影時に-2.00EVに補正して撮影した後、補正したことを忘れて撮ってしまったものだが(左側の写真)、これもRAW現像撮影時に露出補正を+1.00EV色調の彩度を+10、輝度のトーンカーブを少し修正して得たのが右側の写真である。


以上のことから、SONY-α380で撮影するときは、SDカード容量節約のためにも「RAW」だけの撮影でよいのではないか結論付けた。
ただ、付属のソフトでは現像時間がかかるので、時間の無駄は覚悟しなければならない。そして、時間が無駄だと思えばこそ撮った写真の取捨選択の眼力も助長されるのではないかと思っている。

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