MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

薔薇と黄菖蒲と熊蜂と

2014年05月19日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

京成バラ園や谷津バラ園など各地のバラ園から、
バラが見頃になったとのニュースが入ってきている。

大町公園のバラ園も、遅咲きの薔薇を除きほぼ満開となった。


下の写真が5月12日の状態なので、
わずか1週間で見違えるようなバラ園に変貌している(巻頭の写真)。


大町公園の薔薇については何度か紹介しているので、
今が満開の公園内の花などを・・・・

黄菖蒲が満開となっている。


昨年よりも個体が増えているようで、
鑑賞植物園ではあちこちに咲いている。


エゴノキの花も満開で、
毎年のことではあるが花の数の多さには驚かされる。


そんな満開の中をせわしなくクマバチが花から花へ・・・
花霞(薔薇)にもいたが、蝶のようにじっとしていないので連写で対応するしかなかった。
最近クマバチが多くなったような気もするが、
農家では受粉用にクマバチが飼われているらしいので、
そんなことも関係しているのかもしれない。


で・・・小動物といえば、
自然観察路の遊歩道では「カナヘビ」に出会うことが多くなった。
しかも、人に慣れているせいか、なかなか逃げない。

端にいることが多いので踏まれることは少ないようだが、
急に草叢の中に飛び込んで逃げるものもおり、
その音に驚かされることもある。

カナヘビは愛玩動物として飼育されるなど人との係わりも多く、
カナヘビの語源は「愛蛇(可愛い蛇)」と言う説もある。

下は約2m離れて望遠レンズで撮ったものだが、
その目は明らかにこちらを見ているが、決して怖い存在には見えないし、
逃げること無くこちらの様子を見ている姿は、「愛蛇」そのものである。

ちなみに「カナヘビ」は2002年10月に「ニホンカナヘビ」と言う標準和名に変更されている。
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