東北以南の高速道路はどこも大渋滞しているようで、
今までの「自粛ムード」は作られたものであったことを証明した。
平日の行楽地や、美術館やバスツアーなどの客は、
いわゆる団塊世代以前の高齢者が多く、
その高齢者たちが「余震・原発」を心配しての外出控えだったのであるが、
これを自粛と勘違いしたのだろう。
しかしGWは若い会社員が休暇と成り、
子供たちも家の中で余震におびえていたから、
その家族たちが一斉に外出した。
ゆえに恒例の大渋滞となったのである。
古来より日本人は祭り好きで、祭りの事典もあるほど日本は祭りが多い、
「祭り好き」という日本人のDNAは何があっても断ち切れないのではないかとおもう。
時が来れば、遊び、唄い、踊り、そして飲む。
巻頭の写真は、遅咲きの八重桜「普賢象」の花蕊。
まだ花が樹に残っているが、育ってきた青葉に隠れていて、
観桜と言う状態にはない。
散歩中に見つけた「けなげ組」のタンポポ。
コンクリートブロックのわずかな隙間に種を落とし、
まるで飾られたような咲き方をし、そして種をつけた。
雑草の強さと言うより「けなげ」さを感じた。
途中の畑では葱のようにきれいに並んだ「栽培されている野蒜」を見つけた。
そして1cmはあったであろう茎の太さに驚いた。
もしかすると・・・
以前資料で「韓国の野蒜の根塊はピンポン玉ほどもある」と言うのを見たが、
もしかするとその類なのかもしれない。
ただ、畑には人がおらず詳細を調べるまでにはいかなかった。
昨年野原で見つけた野蒜も巨大だったが・・・
その時の茎の太さは下の写真の通りで、
今回見つけた「栽培されている野蒜」はその2倍近いものであった。