SONY-α380では、過去のミノルタレンズなどの作動が確認されていて、当然ミノルタ時代の後半に作られたXiAFレンズはオートフォーカスでは完全に作動するのだが、一部作動しない部分もある。しかしそれらについては説明されていない。
下のZOOMxi-AF28mm-105mm(F3.5-F5.6)とZOOMxi-AF100mm-300mm(F4.5-F5.6)MACROレンズが私の保有する過去の財産だが、AFでは問題なく作動できても、MF(マニュアルフォーカス)では作動しない部分もあった。
まず両方ともズーミングはズームリングが手動では作動しないので、鏡胴を手で引っ張りださなければ成らない。
また、AF100-300においてはピントフォーカスリングが鏡胴についてないので、鏡胴を掴んでピント合わせをしなければならず、100mm近辺ではその鏡胴すら掴むことができない。
さらに、AF28mm-105mmレンズにおいては、手動でのピントあわせが出来ないのだ。
ということでこのレンズの組み合わせで、α380を使いこなすためには、必要以上の努力が求められるようだ。
SONYではα380にあわせた安価なレンズが販売されているが、その他のレンズはきわめて高価である。そんな高価なレンズでフルサイズデジ一眼であるα900を使ってみたいと思っている。
でもその前にα380を使い倒してみようと思う。そしてその頃にはもう少し安価なフルサイズ素子のカメラが完成していることを期待しつつ・・・・
巻頭のイノコロ(通称猫じゃらし)のデータは、450mm(AF100mm-300mmの望遠端)、F5.6、1/320、コントラスト-3、シャープネス+2となっています。下の写真は赤四角内部分の撮影原寸です。