MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

花鶏(アトリ)と懸巣(カケス)

2020年10月01日 | あらかると


先日我家の前の欅の先端で小鳥が変わった鳴き声をしていたので、
カメラで覗いてみると大陸から遥々やってきた冬鳥の「花鶏」だった(下の写真)。


レンズを向けているとこちらを見ている。
一羽ずつ数羽がやってきては去っていったが、
この個体は何時までも鳴いていたことから、集団から逸れた鳥だったのかも。


花鶏といえば、4年前の真冬には同じ欅に大集団がやってきたことがある(2016年12月27日撮影)。


この年以来このような集団は見ることはできていないが、
十数羽の集団は毎年のように見られている。

 
ほかの木にも止まっていて二百から三百羽が、
小雨の中で思い思いに毛づくろいをしていた。


これも先日のこと。
久し振りに大町公園(市川動植物園)に出かけたところ、
カケスが谷津林の中で鳴いていた。久しぶりのお目見えである。


巻頭の写真を始めカケスの写真は全て今年の3月に撮ったものだが、
この頃には人にも慣れてきたようで、意外と近場まで寄ってきて、
ドングリなどの餌探しをしていた。


我々カメラマンにも気付いているのだが、さほど気にはしていないようである。
公園内でもその美しさゆえ、カメラマンの人気者となっている。


こちらを向きながら数回鳴いたが、逃げる気配はなかったのである。


ただ、今の時期のカケスは用心深いようで、
鳴き声はすれどその姿を発見するのは容易ではない。
谷津の両側の林を行き来するので、鳴きながら飛んでいる姿を見られる。
また、昨年は花鶏の姿も谷津の中で確認し撮っているので、
大町公園で花鶏が見られる日も真近いものと思われる。
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