MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

空に伸びる薄明光線

2014年12月30日 | あらかると

朝から晴れて穏やかな天気となったが、
スモッグのような靄が一日中取れず、
地平近くの視界は余りよくなかった。

東の空を午前6時31分撮影。


都心方面も同じだったが、スカイツリーの先端部分は普通に写っており、
600m上空にはスモッグが殆ど無いことがわかる。
午前6時32分撮影。


視界が悪いということは水蒸気やチリなどが多いということであり、
それらを媒体として「薄明光線」も発生しやすいということである。

その薄明光線が16時過ぎに発生した。
16時13分撮影。


日が傾いていたのでスケールの大きな薄明光線となったが、
地上へ降りるのではなく、上空へと向かっていた。
16時14分撮影。


薄明光線は雲の動きや太陽の動きによってさまざまに変化していくので、
最も素晴らしい瞬間がいつなのかは不明で、数十枚のシャッターを切った。
16時16分撮影。


やがて太陽は雲間から姿を見せたが、
すでに日没時とあって、上空の雲などがオレンジ色に染まった。
16時20分撮影。


巻頭の写真は日没直前の16時27分撮影。
太陽光はスモッグのために弱められていて肉眼で直視することが出来、
薄明光線は上空の雲を照らし出していた。
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