MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

薄明光線、都心のビル群を照らす

2014年11月03日 | 写真

早朝から、切れ目のあるやや厚い雲が発生し、
薄明光線の発生しやすい状況が一日中続いた。

巻頭の写真は今朝の日の出時の朝焼けだが、
太陽が昇り、やや厚めの雲に隠れたとき、
雲間の切れ目から差した光は「薄明光線」となって、
東の地平線を飾リはじめた。


最初は光が分散され(雨粒が細かいとき)明るいだけだったが、
その10分後には、筋状の光線となり「薄明光線」となった。


太陽光線が十分に遮られる雲の厚さと、
雲間に切れ目がある積雲などが「薄明光線」の発生要因で、
空気の澄んだ秋から冬にかけて多く見られる。

今日は一日中発生していたようで、
私がベランダに立った時は必ず見ることができた。
下の写真は14時少し前の南側の光景である。


頭上には天に昇る薄明光線が見られ、
地平付近では、下の写真左側の船橋方面から、
右端は都心の新宿付近まで広がりを見せていた。


夕刻16時30分頃には都心が薄明光線で覆われていた。


上記の写真は、光線の明るさに露出を合わせているため、
都心のスカイツリーやビル街はシルエットになっているが、
ビル街に露出を合わせると、薄明光線に照らされたビル群が写りこんだ。

薄明光線で浮かび上がるビル群は、なかなか見ることのできない光景である。
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