市川動植物園の有料駐車場を囲むように植栽されている、
「大寒桜」が三部咲き程度になっていた。(巻頭の写真)
ヒヨドリ数匹が吸密していたが、昨年数多く来ていた目白は確認できなかった
昨年は桜の種類を「寒桜」では無いかと断定していたが・・・・・、
下の写真矢印「a」の麟片葉に短い縮毛があること、
矢印「b」のように花弁の先端には切れ込みがあり、先端近くのふちには細かな凹凸がある、
さらに花の直径が3cmほどあることから「大寒桜」と同定した。
犬行李柳(イヌコリヤナギ)も先端では花が咲き小さな若葉が散見された。
姫踊子草も開花していた。
さらに長田谷津の「観察園路」では、赤蛙の卵が孵化し蝌蚪(オタマジャクシ)が生まれていた。
公園近隣の梨畑では白梅が満開だった。
不順な天候や季節風などのため一週間ぶりの大町公園散策となったが、
先週に比べはるかに春らしくなっており、
越冬を終えて飛翔するキタテハ蝶を10頭近く確認できた。
いつの年も「春は駆け足」なのである。