MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

小雨のカーテンと虹(過剰虹と主副虹)と茜雲

2013年10月02日 | あらかると

台風の影響で朝から薄暗くしかも雨。

こんな日は外に出られないから昨日材料を調達したもので、
MAICO流「けんちん汁」を作った。
が・・・・
5時前には外も明るくなって、5時過ぎには陽も射してきた。
ということでベランダから観天望気。
不思議な薄明光線が出ていた。


薄明光線が地上に届くような薄い雲とともに流れている。
光線が流れるはずは無いのだがそのように見えた。
薄雲は都心のビル郡を覆い始めていた。


薄明光線と地上に届く薄雲は揺らぎつつ移動し、
まるでそよ風に揺れるカーテンのようである。


時しも日没の時間。
もしかすると面白い日没と夕焼が見られるかもしれないと、
近くの畑地へカメラを担いで向かった。
で・・・
エレベータに乗る前に見られたのが、巻頭の写真の
団地群の上に出た「色の鮮やかな過剰虹(干渉虹)」だった。
数枚の写真を撮っているうちに消えてしまったが・・・・

畑地に行く途中でカメラが濡れない程度の小糠雨に降られたが、
畑地に着いたとき雨はすでに止んでいて、
再び見事な虹と副虹が現れていた。


上記の虹を見て、
都心上空の薄雲のカーテンは「小雨」であることが判り、
地上ではほぼ無風状態だったものの、
上空では台風の余波による北風が強く、
その風に小雨が流されてカーテン状になったのである。
このことは、都心でも美しい虹が見られたというニュースで確信となった。


日没後の夕焼は茜雲と白雲のコンビネーションとなった。
台風一過だけに空気は澄んでいる。


日没後、小雨のカーテンは茜色に染まり、
七色の虹も珍しい茜色に染まった。
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