先週、NHKの「日曜美術館」で「極限に見た生命(いのち)の美しさ‐写真家 セバスチャン・サルガド‐」を放映していた。前のように写真集や写真雑誌を読むことがなくなっていた私にとって、「サルガド」は初めて聞く写真家であった。
後半部分しか見ることが出来なかったが(12月6日20時に再放送有)、参考となるシーンがいくつかあった。
日本の写真学校の先生として、毎年日本に来て後進の指導に当たっているらしいがその指導の中で「四隅にもう少し気を使いなさい」と言う言葉があった。
どちらかと言うとスポット的な撮影が多かった私にとって「四隅」は全く気にしていなかったことで、早速実践してみた(上の写真)。
下の写真が今までの撮り方だったからなんか物足りない、物足りないから取捨時には捨てられていく。四隅を気にすることによってなんとなく写真に広がりが出てきたように思う。