MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

麝香揚羽、紋白蝶、一文字挵、茶羽挵、赤星胡麻斑(春型)、小蛇目など

2018年05月15日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


約半年ぶりに近所の「21世紀の森と広場」を散歩した。
園内にある「千駄堀池」周囲には蜻蛉の種類が多く、
「みどりの里」周辺には多くの蝶が見られるので、
それらを探しながらの散歩である。

ということで、今日出合った蝶たちの紹介で、
散歩中に出会った順番に紹介しています。

「紋白蝶(モンシロチョウ)」
数多くの白蝶が飛んでいたが、近くに止まったのが下の写真の蝶で、
羽が傷ついており、越冬した蝶の様に思われる。


「一文字挵(イチモンジセセリ)」
急に目の前に現れ(野鳥などの攻撃を避けるためか、急に人前に現れることがある)、
赤詰草にとまって吸蜜をはじめた。


「小蛇目(コジャノメ)」
樹液の染み出ている根に止まり、吸水していた。


数枚撮っていると、別のコジャノメが現れ「求愛」を始めた。
雌雄の判別はつかないが、しばらく追いつ追われつを繰り返していた。


「麝香揚羽(ジャコウアゲハ)」
クロアゲハのような蝶だったが、帰宅後に調べてみると、
頭部のすぐ下に赤みがあり(巻頭の写真)、羽の模様も薄く、尾錠突起がやや長い、
いろいろと絞り込んで検索して、私にとっては初見の蝶となった。

雄の成虫から麝香のような香りがすることから名づけられたという。


「赤星胡麻斑(アカボシゴマダラ)」
すでに大町公園などでは目にする機会も多いが、
21世紀の森でも順調に育っているようである。


「茶羽挵(チャバネセセリ)」
模様が判然としていなかったが、体型的にチャバネセセリのようである。



閑話休題

大町公園で出会った素人の昆虫写真家などから、
昆虫界の不思議さなどを聞くにつれ、昆虫写真を撮ることが多くなっているが、
見慣れてくるにつれ、昆虫の種類ごとに性格のようなものがあることが判った。

日本の古来からの「八百万の神(無機物、植物、生物などすべてのものには魂が宿る)」信仰を思えば、
昆虫たちにも魂が宿っているわけで、そんな世界を(アニミズム)句歌に詠んでいきたいと思う。
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