MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

椿の花

2011年04月11日 | 写真

大震災の発生から1ヶ月、余震が止まない。
昨日は余震の回数も少なくこのまま収束して欲しいと思っていたが・・・・


今年はあちこちで椿の花が多くの花をつけている。
花が多いために良く目立つし、目立つから写真を撮ることも多い。

巻頭の写真は今日「21世紀の森と広場」にて撮影。
椿の花は、花弁が一枚一枚散るのではなく、花ごと地上に落ちる。
地上に落ちてもなお数日間はその美しさをとどめている。
その落ちているさまをじっと見ていると、
まるで地上に直に咲いているような錯覚にとらわれる。

偶然というべきか、紅白の椿が並んで後方から木漏れ日を受けている。
一つの樹に赤と白の花が咲く「源平桃」という観賞用の桃の花があるが、
さしずめ「源平椿」といったような名前が付けられているのかもしれない。


椿の花で大輪のものは、雄蕊や雌蕊も写真になる。
雌蕊に光が当たっているのも面白い。


雄蕊も大きいから、雄蕊についた花粉も大きく、
一つだけ大伸ばしにすると、黄粉をつけた和菓子のようでもある。
コメント