6月は撮影対象となる野鳥が極端に少なくなります。そこでMF(マイフィールド)で先月撮影したクロツラヘラサギの写真と今年5月2日に発表されたクロツラヘラサギ世界一斉センサス集計を紹介しましょう・・・<・・・>が引用部
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<調査はクロツラヘラサギの越冬個体数と分布を把握するために日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、フィリピンなど東アジアの自然保護団体が参加し、毎年実施>
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<2024年クロツラヘラサギ世界一斉センサスは1月19日~21日にかけて行なわれ、各国の150地域からの報告に基づき、東アジア全体で前年より355羽増えて、6,988羽が確認された>
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<東アジア地域での主要な越冬地は台湾で、4,135羽が観察され、全世界の個体数の約59%を占めている>
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<2024年に観察個体数が増加した地域は、中国本土1,630羽(24.7%増)、香港・深圳(后海湾)375羽(25.4%増)、日本702羽(9.7%増)、ベトナム86羽(7.5%増)、フィリピン7羽(75%増)>
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<減少傾向が見られたのは、台湾4,135羽(2.2%減)、韓国39羽(27.8%減)、マカオ13羽(38.1%減)カンボジア、マレーシアでは一斉センサス期間中には生息が未確認>
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<クロツラヘラサギの全世界の観察個体数は、2019年に4,000羽、2021年に5,000羽、2022年には6,000羽を超え、2024年の一斉センサスで6年連続の個体数増加となり、着実に個体数が回復>
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<日本で最も多かったのは熊本県で250羽、次いで福岡県121羽、鹿児島県83羽、佐賀県82羽、山口県53羽、沖縄県50羽、大分県34羽、宮崎県24羽の順>
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<西日本以外では、東京3羽、大阪で2羽が観察>MFでも例年より少なかった印象がありますが、5月に入っても1羽が渡来してきています
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