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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



コアジサシの写真と一緒に鳥のクチバシについて最近読んだ本から紹介しましょう・・・<・・・>が本の引用部

<鳥が口をクチバシに変えたのは、軽量化のためで、クチバシの中身は骨ですが、その骨は非常に薄く、他の主要な部分と同じく、中に筋交いのあるスカスカな構造をしています>

<鳥のクチバシが哺乳類と大きく違っているのは、下あごだけでなく上あご部分も独立した骨となっていて複雑な動きが可能となることです>

<クチバシを動かす筋肉は複数あって、細やかに動かすことが可能となっています>

<クチバシには食べる、感じる、羽繕い、持ち上げるの四大機能がありますが、それらは相互に深く関係しています>

<クチバシで食べるだけでなく、生まれたばかりで眼も開いていないヒナのクチバシへ正確に食べ物を与え続けることができます>

<クチバシは、人間が予測できないほど高度で複合的な情報(質感、触感、温度、味など)を脳に送る精密なセンサーにもなっています>

<クチバシを使って羽毛を効率よくメンテナンスでき、尾脂腺(殆どの鳥にある脂肪を分泌する器官)の脂をクチバシで搾り取って羽毛に塗り付けることができます>

<持ち上げる、保持する、自身を支える、持つ、投げる、落とすなど霊長類の手のような機能や、遊びへの活用も観察されています>

参考文献:「鳥を知識る」細川博昭著



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