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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



西成区南津守と大正区南恩加島の間の木津川には、水面からの高さ36mという千本松大橋が架けられています。

西成区南津守側



1973年に架設されたこの橋は、中心部が375m、両側には高い橋へアクセスするための螺旋道路が取り付けられ、その部分を含めると橋の長さは1245mとか。

橋の下には市営渡船



この橋には、ループの内側部分に歩道があり、自動車や歩行者も通行できるので、一度渡ってみたいと思っていましたが、やっとその機会がやってきました。



港大橋の赤いトラスが見える高さまで橋の歩道を進むと、ちょうど市バスが喘ぎながら上ってきていました。



千本松大橋の西成区側には、セメント関連メーカー関西太平洋鉱産(株)の大阪工場があり、古い工場設備の間から新しいエルザグレース堀江タワー(高さ136m、38階)とJR難波駅周辺の超高層ビルが見えています。



次に南海難波駅方向を見ると、スイスホテル南海大阪(高さ147m、36階)となんばパークスタワー(高さ150m、30階)、その右がザ・なんばタワーレジデンスイン(高さ156m、46階)です。



橋を先に進むと、天王寺の大阪市立大学病院とあべのグラントゥール(高さ144m、40階)が見え、その先の近鉄阿倍野橋駅には高さ300mという新ビルが立ち上がる予定とか。



木津川の先には木津川水門のアーチが見え、その右に工事中のヴィークタワー南堀江(118m、32階)、右端に中之島センタービル(129m、31階)も見えています。



セメント工場の青い煙突の後ろには、福島のザ・タワー大阪(178m、50階)、中央がハービス大阪(190m、40階)、一番高いのが関電本社ビル(196m、41階)、その右が中之島大ビル(160m、35階)です。



最後のループを曲がると、千本松大橋の全景が良く判るようになり、その形がメガネに似ているので地元では「めがね橋」と呼ばれています。



橋が架かる木津川の両岸は工業地帯で、工場にアクセスする大型船を航行させるため橋を高くしたようです。

木津川



そのお陰で、この橋を歩くと大阪市内の絶景を楽しむことができるのです。

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