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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



我が家の初詣は、摂津国の一宮「住吉大社」と決めていて毎年出かけますが、今年も行ってきました。

南海電車住吉大社駅付近から見た参道



この住吉大社は、かつての遣隋使(第一回が600年)、遣唐使の守護神とされ、遣隋使、遣唐使は、大社の近くにあった住吉津から出発することが恒例だったようです。

屋台の料理の煙



692年、平城京以前となる藤原宮造営に際しては、住吉大社、伊勢神宮、大大和(倭)、紀伊の4社に奉幣使が使わされているので、当時から日本有数の神社であったことは間違いないでしょう。

反橋前の混雑



さて、反橋を渡ると正面に見えてくるのが、縦に直線状に並んだ社殿のうちの第三本宮です。

反橋から見た第三本宮



住吉大社には本宮が4つあり、第一から第三は男神、第四本宮は女神(神功皇后)なので、本殿の屋根にある千木の形が違います。

第四本宮の屋根の千木



我が家では、まず第四本宮から参拝を始め、第三、第二、第一の順に回るのですが、終わりのほうで足らなくなることが無いよう、お賽銭は事前に4回分準備しておきます。

第二本宮本殿(左)と第一本宮拝殿前の混雑



同じ1月2日だった去年は、これほど混雑していなかったのですが、今年はかなりの混雑です。

左第四本宮、右奥が第三本宮、手前が第二本宮



住吉大社の特長は、4つの本宮すべてに朱色に塗られた2重の玉垣があることで、初詣に来るたびその美しさに感動してしまいます。



さて、初詣が終わり、第四本宮の南側にある門から出ると、舞台の上で4人の女の子が住吉踊りを踊っていました。この踊りは6月にある住吉大社の御田植神事の中で踊られている古い田楽舞です。



住吉踊りを見て、戻り参道の石橋を渡る途中、先月54年ぶりに架け替えられたばかりの反橋が見え、橋のアーチが水面に反射していました。



今年が良い年となるように祈願しておきましたが、住吉大社は霊験あらたかなのでたぶん大丈夫でしょう。

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