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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



第38回花と彫刻展看板



ウイキペディアによれば、彫刻とは、美術的な鑑賞を目的として、様々な素材を用いて制作された立体作品のことをいうらしい。

雨あがりの朝(九後 稔)



ただし、一般的には、実用品に芸術的な意匠を施し、機能性と美術的な美しさを融合させた工芸品や陶芸作品は彫刻の範疇からは除かれているという。

花束(川合 敏久)



彫刻の素材は、石、木、土、氷といった自然のものから、石膏、金属、樹脂、ガラスなどがあり、彫ることを基本としながら、削る、はる、溶接する、つぶすなど、様々な制作手法がある。

追悼・祈り(中本 岩雄)



当初彫刻の対象となるものは、人体を主として他の生き物を含めた、具体的な「物」であることがほとんどであった。

華待時(播間 公次)



しかし、20世紀になると、具体的な物を対象としない抽象的な彫刻が多く制作されるようになっている。

非死・非生(角南 正人)



さらに、「歌う彫刻」(ギルバート・アンド・ジョージ)のように、人間そのものを彫刻とみなしているような、特殊なケースもある。

擬装の夢卵(生島 豊昭)



現在では、彫刻と呼ぶべき作品があまりに多様化しているため、彫刻という用語にそぐわないケースも多く、単に「立体作品」と呼ぶこともあるほか、中には設置空間全体を作品としたものもある。

face to face(亀治中 正子)



絵画と彫刻は、平面作品と立体作品の相違であるから、区別は簡単であるが、現実には困難なケースがある。

空の位(村松 達也)



カンバスに貼り付けた「もの」の盛り上がりが、数十センチ以上に達したとしたら、絵画作品とは呼べないであろう。

ねこサミット(堀川 瑠璃子)



また、描かれている物(例えば洋服)の一部が実物となってカンバスからはみ出ているような作品も、そのはみ出し方によっては、絵画とはいいにくいであろう。

PUKAPUKA(塚田 達)



しかし境界線上の作品については、絵画か彫刻かという区別にはあまり意味はないとする論者もいるらしい。

バラ園




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