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ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

2025年に向って

2011年07月04日 | 日記

 2025年には発売する車の燃費は56.2マイル/ガロンに。今の2倍の燃費効率を要求するアメリカ合衆国オバマ政権、今後の自動車は生存を掛けて各メーカー共にこの数値を目指す事になる。

 

 1976年のベストセラーカー、GMオードスモービル カトラスV8 15マイル/ガロン

 2011年のベストセラーカー、トヨタカムリ 4cyl 22マイル/ガロン

 確かに車の性能とエネルギーの効率はは時代と共に良くなっていると言える。同時に70年代はアメリカにおいてはV8エンジンを搭載した車が幅を利かせていた時代、この頃が車にとっては一番良かった時代だったと僕は思う。

 

 車の燃費をアピールする時代になった、これは限られたエネルギーを多数が分かち合う為の流れでもある。今後の自動車は更に軽く小さくなるだろう、そしてスピードも走行距離も制限を受ける、ただし購入する車の値段は上がるはずだ。おそらく政府の別の意図は車の数を減らして所有者の数も減らす事も意図しているように感じる。すでにこの意図の実行はガソリン代の上昇で始まっている?

 

 車の燃費の上昇=より良い社会の実現、ではない。

 車の燃費の上昇=生きていく事が厳しい社会への対応策、が現実的ではないだろうか。

 アメリカ政府が、車の燃費を2倍にしろ!と言っているのは来るべき近未来は今よりも生活しにくい時代がくるぞ!と警告しているのだと僕は感じている。

 

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It takes a lot to be an auto technician

2011年07月03日 | LEXUS

 ロクマルに続いてハチマル(LX450)もオイル交換。今年の夏は長距離を走る計画があるのでメカニックに頼んで徹底的に観てもらう事になった。

 

 ハチマルを下から見上げる度に錆の進行をいやながらも目視する事になる。5年程前に吹き付けたシャーシーブラックは劣化し風化してほとんど剥がれ落ちてしまっている。強度的には今の所問題はないと言ってもね...。ある程度の錆とは付き合っていかないといけないのかなー、この環境下では。

 

 今回はフロントホイールにほんのわずかなガタを発見。まだ深刻ではないがどうしょう?という事になった。気になる事は直ぐに直したいので調節を依頼する。早速分解してベアリングの閉め増し調整が始まる。丈夫なカバーがなかなか外れなくてこの調節ナットに到着するまでに30分以上かかってしまう、メカニッシャンも四苦八苦、時計は午後の1時になろうとしている、腹へってんだろうなー、と少し気の毒になるが...。反対側もあるんだぞ!おい大丈夫か?...余計な心配か。

 

 終始メカニックの仕事ぶりを見せてもらった、少しはメカの勉強になると思って張り付いていた。やる事はシンプルであるが油と汗にまみれた肉体労働であった。自分で車をつつくという事はそれなりの覚悟が必要であると感じた。そして基礎知識と経験が物をいう世界。車の修理整備は実に奥が深い事を学んだ時間であった。

 作業が終わって店を出る頃には手も服も真っ黒に汚れてしまった。客として店に来たのだからクーラーの良く効いた待会室で冷たいジュースでも飲みながらゆっくりと待てばいいのにとも思うが、そうした事は一度もない。服を真っ黒にして帰るとは...、しかも当日は上下真っ白の服装、おまけにスニーカーまでも...まあ、これが僕のスタイルだと思った。

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困った時はお互い様

2011年07月02日 | 日記

 東北地方の被災地の子供達に地球の裏のニューヨークから文房具を送る活動のお手伝いをした。震災から既に100日経過しているが依然として現地では厳しい生活を強いられている方々は多いと聞く。

 6月のはじめには大阪に住む方からメールを頂いた。彼は東北の被災地を自ら訪れて災害から3ヶ月を迎えようとする被災者が一日おむすび2個と一杯の味噌汁で命をつないでいる現場を見てはっきりと救援資金、物資が現地の被災者皆に届いていない事を知ったのだ。

 正直、先進国である日本の中でのこの現実は悲しい事態である。ニューヨークの人々にも3ヶ月も過ぎれば日本は大丈夫だと思われている。カリブ海の貧しい国なら生活物資が必要なのは解るが、なんで日本に...豊かな国だろ、と...。

 

 『困った時にはお互い様だろ。』とさらっと言ってくれて文房具の入った箱を手渡してくれたアメリカ人達。 笑顔で沢山の文房具を被災地の子供たちの為に寄付して頂いたニューヨークの人々に心から感謝したい。

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使い続ける美しさ

2011年07月01日 | LANDCRUISER

 美しいと感じる車がある。それは使用し続けられ必要ととされ、道具として雨晴寒暑を経験しながら尚且つ現役である事。しかし美しいとか良いと感じる観点は人それぞれだが...なぜか僕は良く使い込まれた車に目が行ってしまう性格らしい。

 ランドクルーザーが好きなのか?それとも使い込まれた車が好きなのか?と問うと使い込まれたランクルが好きだという事になるが、では使い込まれたランクル80や100は?となると、80や100は出来れば綺麗な方が良いと思ってしまう。 という事はヤレ、サビ、凹みが許されるのは60までであると言うことかな? 実に勝手な意見だな。

 ランドクルーザーFJ62

 こうやって錆びた部分の鉄板を入れ替えて乗り続ける事の意味は、このロクマルが愛されている証拠でもある。FJ62は1989年に製造が終わってから既に20年以上が過ぎた、おそらく今現在現役のロクマル達はは今後10年後もその生存の確率は高いと感じる。

 古いからもうダメだ、なんて言葉が通じないのがロクマルの世界、ロクマルはその存在を見るだけで生命力や逞しさ、そして道具として使用する事の楽しさなどを伝えてくれる不思議な存在でもある。

 ロクマルは時代の進行と共に沙汰されるのではなく、逆に走って走りまくって使い込む程にその存在は輝いてゆく(ボディーの輝きではない)。

 それこそが車の美しい姿ではないかな。

 

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