原油価格が高騰している。現在は一樽の原価が1ドル10セント前後だがこの夏には1ドル60セントになるとの予測、現在の価格から50%近く高騰すれば社会の景色は確実に変化するであろう。
ニュージャージー州を出てニューヨーク市の郊外にあるタッパンジーブリッジにさしかかる、トロトロ走る僕の横をAIRSTREAMを牽引したコンボイが銀色の光沢をなびかしながら滑走してゆく。久しぶりに見たこのスタイル、ガソリン代のことがちらちらと頭に浮いて来るが、何時までもこういった光景がアメリカの道に続いて欲しいと思った。
PORSCHE 911S、 ナローな40年ほど昔のポーシェ。当時の車は小さかった、やはりこういう車が存在する事で道や街が楽しくなる、外気は寒いがそれでも窓を開けてエンジンサウンドを耳にする、家族のメンバーからはブーブー、おやじっ早く窓を閉めろ!
昨日のガソリン価格、安い方はニュージャージー州高い方はニューヨーク州。ガロン(3.76リットル)の値段、その価格差50セント(約43円)。ガソリンの価格差があるとタッパンジーブリッジを超えて安いガソリンを買いに行くのも有りだ、ただし通行料金は5ドルかかる、それを考慮しても州から州へ安いガソリンを求めての移動がある、小さな車ならば考えないだろうが大きなピックアップやSUVならば採算があう。ガソリン価格が今後高騰すれば更に利用者が増えると思われるのがこのタッパンジーブリッジなのだ。
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