先週の夕方、白いランドクルーザー70と交差点ですれ違った。2ドア丸ライトの70系はショートホィールで右ハンドル。運転していたのは女性の方であった。アメリカに70系は本来輸入されていないので正式に登録(ナンバープレート付)されて公道を走っているものは製造されて他国で販売されてから25年以上の歳月が過ぎた中古車であろう。実は、このニューヨーク周辺でランドクルーザー70系を目撃したのは初めてではない。昨年の夏以降には2回目撃したが、いずれも丸ライトの中古車であった。
中古の70系がアメリカ市場に入ってきている。それは今は地味な浸透である。しかし今後その数は確実に増加して行くに違いないと思っている。アメリカのトヨタオフロード誌である、4WDToyota Owner やToyota Trail をめくって観ればToyota四駆愛好者達の関心は依然として旧車のランドクルーザーとピックアップ、そしてFJクルーザーが中心である。そして今後ランドクルーザー愛好家達の感心はランドクルーザー200に行くのではなくてランドクルーザー70系に行く気配を感じている。アメリカの市場でランドクルーザー200の販売の足を引っ張っているのは製造されてから25年が過ぎて他国で酷使されたランドクルーザー70かも知れない。
http://www.landcruiserdirect.com/
25年を過ぎた車体としては値段は決して高くはありませんが、安くはないです。
購入するには課題があります。25年という年数故に一般の中古車に適応される自動車ローンは降りません。
買うとなるとキャッシュ、現金払いとなります。よって余裕のある人が購入します。そういった意味ではあまり高価だと買い手が付きません。難しい所です。
フェンダーミラーのハイラックスまで走っているとは、、、
アメリカ人の70とディーゼルに対する考察が大変おもしろいです。
特に一般の方は比べて評価できる次元にないというのが、現地に住んでおられる日本人でも自動車、特にランクル系に精通している方しかできない表現ですね。
それにしても、70系の評価が高いとなるとGTーR同様、高騰が気になります。
私としては、自身の70でルビコン等、北米のクロカンを通してラングラーも凄いけど70も凄い。ということを証明してみたいですね。
ディーゼルの四駆を求めている人はそれなりに好きな人々です。ランドクルーザーもランドローバーも他国使用にはディーゼルラインがあり、それらが現地の過酷な使用に耐えている事を知っている人々は米国に無いディーゼル4X4に憧憬を抱いています。実際にEXPEDITION 7 で7大陸を駆けたのはディーゼルの70系トルーピーですし、70系は四駆愛好家の憧れでもあります。
よって、好きな人にとっては評価が高いです。しかし、一般的には無関心です。アメリカでは、ガソリン車とディーゼル車を乗り比べて評価出来る次元にはありません。
ちなみにアメリカのランクル愛好家達は70系を高く評価しています。その理由の一つがアメリカ市場にある現行の200系が高価である為です。
そういえば昨年は一度だけハイラックスを目撃しました。赤の4ドアでフロントフェンダーミラーでした。
日本にて4wd車の販売、カスタムをしている井上と申します。
ランンドクルーザー70が北米に上陸している話、とても興味深いので、今後さらに多くの70系を見た際の追記を期待しております!
ちなみにディーゼルのランドクルーザーでもアメリカでも評価は高いものなのでしょうか?