斜陽の午後にランドクルーザーを駆りだした。鼓動を震わすエンジンサウンドと共に十字を斬る。 十字と表現したのは左右に動かすハンドルステアリングと前後に動かすマニュアルシフトを総じた動きの事だ。
映画アバターの中で獰猛な鳥獣を異星の原住民が操るような感覚でランクルを駆り出す、いつものように買い物や送り迎えなどの用事をこなすのではなく、ただ純粋に走りを楽しむために駆り出した。街を抜け出して無信号のハイウエイに入り冬の閑散とした雪景色を左右に流しながら、目的もなくただ走りを楽しむ。
冬はまだ続いているがこの道の向こうには春が待っているようだ。乗って楽しい、ただそれだけだ。
運転感覚というのは車の運転を駆ると乗せてもらうの幅の中で実際にどの位置にあるか?と位置付ける事だと思う、簡単に言えば古い車の方が車を駆る感がある、近年の車は乗せてもらう快適感が大きい、どちらが良い悪いではない、使う人間が車に何を求めるかの選択だ。ただ僕の意見としてはその両方は決して融合しないと思う、車の車種が多いのはこの枠の中の選択にメーカーも消費者も迷っているのかも知れない。
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