![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/91/76d6129d9ec8b26077219aee40b3a0b2.jpg)
何処かの歌に『友達以上恋人未満 』という歌詞があったがこれに当てはめると、スモールピックアップ以上ビッグピックアップ未満という立場か?トヨタT100が北米市場に現れた時は先行するビック3のマーケットを荒らしてはいけないという動機(遠慮)で、アメリカンブランドのピックアップトラックに比べてエンジンも車体もあえて控え目であった。当時の市場では大きくもなく小さくもない中途半端なトラックとして不評であったと聞くが...。
しかし、時代が進むとこのトラックの見方も変わってくる。
アメリカ市場に投入されるピックアップトラックが全体的に大きく豪華になる傾向が見られる。タンドラは太くなり、タコマは既に小型ピックアップではない。そういった今日のトラックのトレンドの中にあってT100はそのシンプルさと扱い易さから再評価されるべき時に来ている。大き過ぎないエンジン、見切りのいい車体そしてベンチシート、更に信頼のトヨタブランドだ。当時は中途半端なトラックであったかもしれないが今では全体的に大型ピックアップがかなり成長した(大きくなった)のでT100は扱い易い大型ピックアップトラックになった。
...と僕は思っている。
実はこのトラックの市場投入における本当の動機は試験や遠慮ではなかったのではないかと感じている。
本当は、トヨタはT100を通じてトラック市場に新しい流れを創出したかったのだと思う。
しかし、
90年代のアメリカはまだ燃料費も安かったので大型エンジンでもそれ程負担にはならなかった時代背景があった。
失敗だった?のはTVコマーシャルのトーイングイメージだったと思う。トーイングでは確かに小さなエンジンでは不利だ、故に非力なトラックであると言われた。
小さな大型車ではなくて大きな小型車を謳っていたら流れは変わっていたかも知れない。
結果、T100はタンドラへの中繋ぎ的使命であった。
今の時代にこのT100を見ると、飾りっ気がなくトラックトラックしてい実にいいと感じる。
レギュラーキャブのロングデッキの方が僕としては好きだが、こちらのダブルデッキの方が実用的かも知れない。
また、このシンプルなT-100の正体は、
アメリカ仕様のHILUX (ハイラックス)なのだ。
勿論、メイド イン ジャパン。
T100はトヨタの1トントラック、
1トンの荷物を積んで走る事が出来るタフなトラックであると、ある人から聞いた事がある。
新しいトラックが市場に投入される現在でもなぜか無視する事が出来ない存在。
時代が過ぎてから思う、これはいいトラックだ、と。
(( Nice TRUCK!
おっさんもそう言っているよ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます