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英国女王とランドローバー

2015年01月12日 | 日記

 

 昨年の10月の終わりに 英国のWest Midland に新設された、ジャガーランドローバーのエンジン組み立て工場を訪れられたエリザベス女王。この工場は今年2015年よりジャガーXEに搭載する4気筒2L エンジンの組み立てから始まり、やがてディスカバリー等のエンジンの組み立ても行われる予定。この新設工場の存在で1400人が雇用され地域経済の活性化に貢献する見通しである。ランドローバーはインドの資本が入っているとはいえユニオンジャックを背負った英国の誇りでもある。そういった意味で、女王が工場を訪れられた事は地元地域だけではなくて英国を応援する姿勢そのものである事を感じる。そして女王はランドローバーに対して思い入れが深い。

 

 1955年。シリーズⅠの助手席に座る若き日の女王様。

 

1986年?。ディフェンダーのステアリングを握る姿がなんとも嬉しそう。

 

そして現在、ランドローバーL405。

 

 女王はランドローバーの歴史と共にその時代を生きられたお方である。昨年の工場見学時には昔ランドローバーに乗った時の感覚と感動が蘇ったのではないだろうか。それはまた、あの頃は良かったという様な部分的な思い出でだけではなくて、多くの困難に遭遇しながらも今日までランドローバーという存在が継続している事への賞賛が古いと新しいを問わずにランドローバーという存在自体に向けられている様にも感じる。

 ランドローバーは英国の文化である。文化と言うのは表現である。それは説得力のある伝達性を秘めており、それに触れると何かしら伝わってくるものがある。ランドローバーも変わりつつあるが、そいつは説得力を持っているだろうか? 世界中のセレブが好むというのはやはり説得力を持っているのであろう。それはきっと女王様の影響なのかも知れない。

 


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