ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ロング トレイルラン

2021年04月12日 | 日記

 天候の良かった先週のある夕方。トレイルランニングを終えて道の路肩に停めていた4ランナーに戻って車のドアを開けようとした時、いつも隠して置いている箇所に車の鍵が無い事が判明。窓から車内を覗き込むとバックシートの上にちゃと置いてあるではないか、鍵は目の前にあるのにドアも窓もしっかりと閉まっている為にその鍵を掴む事が出来ない。周りを見渡すと2台ほど車が停まってはいるが人の気配は全くない、ヤバイ!どないしょ?一瞬焦った。車の中には、口にしょうとしていた水、財布、携帯電話、そしてマスクもある。陽は西に傾いてはいるが闇に包まれるまでには2時間程時間が有りそうであった。そこで即決し、自宅まで10マイル(15キロ)程あるがこのまま走ってスペアキーを取りにいく決意をして、藪の中に飛び込み再び起伏の続くトレイルコースを南下した。自分の中から発する声と格闘しながら足を進める、走れメロス。家に着く頃には陽が落ちてしまい辺りは暗くなったのだが、幸い街の明かりに助けられた。走りきれると思い上がっていたが、最後はスタミナが切れそうな状態でとぼとぼと歩くしかなかった、思考も停止状態であった。

 家族の助けを得て暗闇で待つ4ランナーに辿りつく事が出来た。この場所を離れてから4時間以上が経過していた。静かな暗闇の中で持参したスペアキーをドアに差し込んで、鍵の開く手ごたえを感じた。その後に直ぐにイグニッションを回し、ライトを照らす。車に乗り込んでエンジンを掛けるだけの行程に感動した。今日は自分が試された日であった様だ。一年に一回やるかどうかだが、2年に一回はやっている。災いは忘れた頃にやって来る、という教訓を認識して、対策に対する行動が必要なようだ。忘れられない一日となった。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロクマルと近年の車との相性 | トップ | Prince Philip Defender TD5 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事