ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

冬季の運転は頭上に注意

2015年02月02日 | ランクル ドライブ

 

 日中の最高気温は氷点下のままの毎日が続いている。陽の入りとともに雪が降りだして朝になると20センチの積雪で辺りはまっ白、やがて雪は霙(みぞれ)に変わり雨になった。その雨で降り積もった雪の表面は溶ける。しかし、気温は下がり続け雨は固い氷となって全てを覆いつくした。クルマも凍った。凍て付いた針葉樹を樹氷と呼ぶがクルマの場合は車氷である。クルマが凍て付くとドアは開かない。問題は窓である。窓は大雨の日にワイパーを掛けない状態のまま時間が止まったようなもので外が全く見えない。手にフライ返しのようなアイスムーバーを握って窓をガリガリとこする。氷は細かく削れキラキラと輝き飛び散ってゆく。窓の面積が多いランクルロクマルの窓の氷落としは意外と大変なのである。

 

  

 冬の運転というと雪や氷そしてタイヤや駆動輪の事が話題になる、それは総じてクルマの下半身に注目されているように思う。しかし、冬季の運転は上半身にも多くの危険が潜んでいる。特に視界。氷付いたバックミラーの氷も時間は多少かかるが(コリコリ)擦れば落ちます。(解氷スプレーなどもあるようです)視界は情報の源です。雪の積もったクルマの窓とボンネットの雪はたいていの人が意識して落とすだろう。しかし、ルーフの雪を落とす事には意識は薄いかもしれない。ルーフ上の雪や氷も他車に迷惑が掛かるので落とす事が大切だ。また、車上の氷付いた雪は後ろに落ちてくれるとは限らない。下り坂のブレーキング時などにフロントガラスに雪崩る事もある、僕はそれで2回ほどヒャッ!とした経験がある。視界が突然無くなるのだ、それはとてつもない恐怖であった。

 今日もフリーウェイで氷の欠片をコンテナの高所から撒き散らすトレーラーを沢山見た。それらはブーメランの様に氷の破片が舞い上がりアスファルトに叩きつけられて砕ける。こんな氷の塊を100キロ以上のスピードでフロントウインドウに受けたりしたら大事故になってしまう。そういった危険が隣接しているのが冬季の運転なのだ。

 この様に冬季というのは雪に強いと謳われる四駆に乗っていても危険なのである。足元のリスクは想定しているが上空のリスクは想定外であってはならない。上空のリスクをも想定する事が冬季の運転の安全の為の必要事項なのだ。

 


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