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ダカールラリー モーターサイクル レギュレーション

2018年08月16日 | OVERLAND EXPO WEST 2018

 少し前まで(少なくとも2012年)オーバーランドエクスポのモーターサイクルブースにはダカールラリーのブースが展開していた。ブースでは次回の(毎年1月に南米にて開催)のラリーの日程やコースが紹介され同時に多くのライダー達で賑わっていた。そこに集うオートバイの多くは排気量の大きなBMWのGS がメインでオフロード用のブロックタイヤを履き多くのライダー達は敷地内を立ち乗りで移動していた。実はその時に既にダカールラリーのモーターサイクルに対するレギュレーションが変更されていたのである。2011年から始まった近年のダカールラリーのモーターサイクルに対するレギュレーションでは排気量の上限が450cc となっている。よって、排気量の大きなデュアルパーパス(アドベンチャー或いはデザートバイク)はオン、オフロードの長距離ツーリング用に開発されたオートバイであり現在のダカールラリーでは使用されていないという事を今年になって知るという有様であった。現在では ENDURO(エンデューロ)と呼ばれモトクロッサーにデュアルパーパスの要素を取り入れたモデルがダカールラリー仕様バイクに近い。

 

 ダカールラリーのブースが消えて、BMWがスポンサーを降りた現在、そこに君臨しているのがダカールラリーの連続勝者 KTM である。KTM はイベントのスポンサーでもあった。ダカールラリーのレギュレーションの変更がオフロードバイクの市場を変えるとは断言出来ないが影響は有ったと観ている。自身においても今までデュアルパーパスの大型バイクを追っていたが観る目が広がり、450以下のオフロードバイクへの関心が高まったのは事実である。

 


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