ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

Karin and Coen

2013年03月04日 | EXPEDITION

 オランダ人のKarin-Marijke Vis と Coen Wubbels が1984年製のトヨタランドクルーザー45のトルーピーに乗ってユーロ-アジアの横断の旅に出発したのは2003年の春であった。当初の予定は1、2年の期間の旅として旅行を始めた二人だがこの2013年の春(あれから10年後)現在もまだ旅は続いている。(現在は南アメリカ)

 彼らのホームページはこちらです。

 

カリンとコーエン

彼ら二人はスイス人のシュミッド夫婦に次ぐ長旅の途中である。

 

彼らにとって旅はA地点からB地点へ移動する事ではない。

ランクルの旅は彼らの選んだライフスタイルの表現かな?

彼らは時々TLCAの発行するTOYOTA TRAIL誌にも旅行記を送っている。

 

 

一日の平均走行距離は約50キロちょい、アメリカならば毎日の通勤の往復という距離である。 

 

ユーラシアの旅、1337日(3年半)を費やした。

 

南アメリカの旅(進行中)2096日、5年半過ぎ...

こうなるともう旅というよりも生活、仕事そのものだろう。

 

のんびりとした旅であるかも知れないが、ランクル45はヘビーローディング(重装備)な仕様であり、アドベンチャー的な使用にも耐えている。

ランドクルーザーを旅の足として選んだ事は大正解である。

このトルーピーならば何処に行っても絵になる。

 

不思議に思う事がある。

金は(旅費或いは生活費)はどしているの?

 おそらくこの質問は多くの人々から浴びせられるのであろう。彼らのホームページには資金調達(ファンドレージング)の術も記載されている。彼らは時々旅行記を世界中の4x4マガジンに提供し、各国のローカルなイベントなどに積極的に参加して話題を提供している。またオリジナルTシャツやカードなどをオンラインで販売している。

 

それだけで大丈夫か?とは思うが...

 

 彼らは彷徨っているのか?

ランクルの旅の継続という人生の目標を見つけたのか?

現実否定者なのか?

それは、は分からない。

 

ゴールのない旅そのものが目的みたいな旅... 

 

 こういった希少な人生の生き方の選択もあるよ!

という事を実践して見せているのは間違いないであろう。

 


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