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26/27のロクマルによる旅はコロラドからニューヨークまでいっきに駆け抜けるという最後であった。いつも旅の終わりはそうなのだが、ゆっくり帰ろうという気がしない。一人っきりで運転するという事は忍耐と安全の按配を考えなければならない。同時にランドクルーザーと一緒に過ごす密な時間であり、このランクルと過ごす時間というものがランクルとの信頼を築く時間であったと思っている。
走り続けるロクマル、
ニューヨークを目指せ!
北アメリカ大陸を南北に分断するミシシッピーリバーの上流、
この河を超えるとアイオワ州から、
シカゴのあるイリノイ州へ入ります。
樹木が茂ってくる、アメリカの東側の空気が流れ込む。
とにかく走り続けるだけ、
頼むよロクマル君。
イリノイ州を横断し五大湖に面したオハイオ州へ、
走り俗けるロクマル、
行け行けゴーゴー!
オハイオを過ぎるとシルバニアの大森林地帯が展開する。
ニューヨークにたどり着く為にはこの広大な森を走り抜けなければならない。
長い丘陵地帯が連続する。
やがて西の彼方に陽が沈み行く、
陽暮れても道はまだ遠い。
えーえーと、コロラドを出てから何日目だっけ? とか、時々分からなくなる。
意外だと思うけど、
耐久的な運転になると快適なセダンやSUVよりも、それに比べてやや原始的なロクマルの方がいいと思っている。何のデーターがある訳ではないがおそらくドライバーにとって、車を駆っている感という刺激が良いのではないかと思う。つまり長距走こそはマニュアル車、風きり音、リジッドサスペンション、が耐久走行の要かもしれないと思った。
そして最も大切な事は、
安全運転です。
実は、仮眠のテクニックこそが要だったりして...
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