なぜか?は知らないが洗車をした次の日には必ず雨が降る(悲)、しかも雷を伴う激しい大雨。春があけて木々の葉の開花が始まるこの季節には不定期的な雨が多い。
霞のかかるハドソン川の丘の上でのニューヨーク、天気の良い日には橋の向こうに摩天楼が見えるのだが…。
悪天候だからといって運転を控えるような事はしない。ランクルロクマルは天候を気にして乗るような車ではない、趣味的でもあるがあくまでも実用車である。暗いライトを点灯して小さなワイパーをしきりに動かす、屋根のトタンの面積が広いゆえに大粒の雨がたたき付けるとかなりうるさいのだった。雨の日の運転も悪くはないが、最近の車と違って決して快適ではない、言い換えれば古い日本の民家のような居心地だろうか? 近代の西洋的な外と内をはっきりと分けた家とは違って、外と内の分離があいまいな和風感覚ともいえるかも知れない。快適ではないが刺激的であり、旧車でありながら雨天のドライブも楽しめる趣味的旧車実用車。
車というのはその製造された時代の社会の様相が凝縮した固体なのだろう、2011年の風景を1980年代の車窓から覗く様はまさにタイムカプセルかな。
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