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" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

焚き火と縄文料理

2022年08月16日 | EXPEDITION

 バーモント州の西の真ん中辺りに位置するBomoseen State Park で3日間キャンプをしながら非日常的な時間を過ごす。キャンプの醍醐味は焚き火であると位置付けているのでキャンプ地に到着すると何をさておき火の準備。早朝に目覚めると焚き火を始め、夜中に就寝するまで火と戯れる。焚き火でコーヒーを楽しみ、鉄鍋で飯を炊き肉を炙る。普段の家庭料理では味わう事が出来ないアウトドア料理は、味を賞賛する以上にその過程とその場を楽しむ快楽である。それにしても炎は危険だ、楽しさゆえに虜になるからだ。自身の奥に潜んでいる縄文のDNAが当時を思い出すのであろうか?薪と肉、そこに天然の塩があればそれで十分。髪の毛と衣類に染み込む煙の臭い。煙には随分と泣かされたがその涙こそが非日常的な涙であった。

 

 大きなトラッシャルーバックは薪の運搬に大活躍。薪は路上で無人販売されていたり、ステートパークの中でも売られている。値段は一抱え5ドル位である。今回はトラッシャルーバック2杯分+αの薪を燃やしきった。

 

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