Ford Motor Co. America, International Markets Group の K. Gallotra さんによると、最近の消費者のデーターを観ると、今までになく人々は友人や家族と共に自然の中にクルマで出かける (explore nature) 指向を示している。これは、Ford Explorer SUVの新しいバージョンである Explorer Timberline が今年の夏に紹介された時の解説の内容の一部である。
こういったデーターに対する見解は実際に多くの自動車メーカーの広告のターゲットになっている様で、モノコックのSUVがアメリカのコロラドやユタ州の荒野を走破するシーンをTVコマーシャルで見る機会が増えたと感じている。少し前までスバルの世界だと思っていた領域に多くのメーカーが食い込んで来ている様に感じる。映像やテスト走行を観ると砂埃をたてながら荒野のダートを駆け抜けたり、ライトロックな道を越えていくような機能を備えている。内容はともかく、四駆機能を持っている市販車のオフロード走行シーンは人々の心を掴むインパクトがある様に感じる。
上の写真は2014年の OutdoorX4 誌に載った写真。これはリビアの砂漠 Hendric de Backer の入り口に立てられている朱色のボードのサインで、Your Vehicle Must be safe befor go と英語で記されている。シンプルな内容ではあるが意味が深い、なぜならは命と安全に関わる指摘であるからだ。リモート地帯のライトオフロードを走る事が出来るという機能を備えた車に乗っているという事と、実際にリーモートエリアに出かけるという事は全く異なる次元である。オフロード走行に対するマーケッテングが展開され、人々がエクスプローラー指向に向く時世で有るからこそ、準備やオフロードトレーニング等の知識が広く必要となる時代である。