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ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

雪道の運転は自己との対話で進む 

2020年12月20日 | ロクマル日記

 先週アメリカの北東部は大雪に見舞われた。ニューヨークとその周辺でも30センチの積雪量があり、今週迎えるクリスマスはホワイトクリスマスとなるであろう。雪が降り積もった日の朝いつもの様に職場に出かける。車体の上に積もった雪を払い、エンジンを温める。路肩から這い出す時は4WDのLに入れると車体は斜めに滑り出し、深雪の壁を乗り越えて前進し車体に付着した粉雪を煙の様に後方に飛ばしてゆく。途中で止まって2WDに戻しアクセルを踏んで行くと後輪を滑らせながらも体勢を維持して進んでゆく。雪道走行のこの緊張した微妙なコントロールを雪道走行のテクニックと呼ぶのであろうか?慎重にギアを選び常にランクルをコントロール出来る支配感を維持する。もしも、ここで急ブレーキを掛ける様な事態が起こったとしても。もしも、対向車線からクルマが滑って向かって来たとしても。それらを適切に回避する想定感を持ち続ける。

 通常ならば30分掛からない距離をその雪の日の朝は一時間以上の時間を費やした。これは、前方を走るセダンが非常にゆっくりで、それに対して十分な車間距離を置いたからである。その日の朝は遅刻であった。ランクルに乗っているのに、なんでそんなに遅くなったんだ?と責められたりもした。雪道走行とは自身と自分の乗るクルマに問題がなかったとしても、他人の走りによって大きく影響を受けるものなのである。雪道走行の視点とはクルマとタイヤと雪道の状態だけではなくて、路上の他車と自身の感情コントロール等の視点も通常の走行以上に影響する事を理解する。

 時々、こうやって雪が路上に積もる事によって非日常の機会が与えられ、客観的に自分の運転というものを観る事が出来る。それは、雪道を走行する時は自己との対話がより多くなるからだと思う。雪道の運転は自分と対話しながらやるものである。仕事に遅れたなら遅れたで、それを、しかたがない。として許してくれる自分自身が居るのが有り難い。

 

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