ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

Land Rover New Defender

2019年08月19日 | NEW CARS

 今日はメカニックを訪れて色々と立ち話をしてきた。目の前には近年のジャガーのセダンがエンジン交換の為にリフトアップされ外されたエンジンとそれに付属して外された前部のサスペンションが置かれていた。見るからに難儀な作業っぽい。作業を担当しているメカニックがこう言った。日本車ならばおおよそ2日程で終了するエンジン交換だがこのジャガーは先週の木曜日から作業を開始して今日で4日目だがもう数日掛かるとの事だ。何がそんなに時間が掛かるのか?と聞くと、全てだ!と答えた。メカニックなので全般的に多くのメーカーや車種を隔たりなく受け入れて作業をしてきた立場の人間だ。そのメカニックが弱音を吐く、メカニック泣かせな車の様であった。、

 

  2020年型の新型ランドローバーディフェンダーがそのベールを脱ぐ前に様々なメディアで紹介されている。高熱の砂漠も、極寒な寒冷地も、高所もジャングルも、おおよそ想定出来るオフロードの難所のタレーンは全て試験済みで、かなり高い走破性能を秘めた存在である事は事実である。写真はアフリカのケニアの自然公園でライオン保護の活動の為に現地のスタッフが試験的にニューディフェンダーを活用している光景である。ランドローバーは走破性だけではなくて、そういった自然保護の活動ににも賛同している企業である。

 定期的に地元のランドローバーの販売店から試乗に来ないか?という誘いの電話を受けている。車が素晴らしい事は分かっている。しかし、高価である。購入価格だけではなくて維持費も高価である。ランドローバーというブランドは好きである。しかし、もう一歩踏み出せないのはその高級感と自動制御の固まりである近年のラインアップである。ジャガーの整備と修理の大変さがメカニックを通じて実態的に感じた事で気持ちの中にしこりがあるのかも知れない。ジャガー、ランドローバー社の新型ディフェンダーは多様なタレーンを克服していると同時に、カタログや広告には出ない整備や修理性の陰の面がどれ程熟成されているであろうか?という事が気になる所である。実際にその陰の部分が良く考慮されていなければアフリカのリモートエリアでは実際に活用出来ない。僕にとってニューディフェンダーに対する関心事は走破性能よりもここにある。

 

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