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オーバーヒート時の対応学

2018年09月24日 | ロクマル日記

 運転しながらクルマの計器は定期的に見る必要がある。多くの場合関心を示すのは燃料計であろう、燃料がどれ位入っているかどうかを確認する事は直接自分の財布の中身に影響するので関心を示さないドライバーはまずいない。しかし、電圧計やエンジンの温度計に関しては感心が薄く、それが一体どういう意味を持っている計器であるかはクルマが健康であれば殆んど無視されているのである。オーバーヒートの現象はクルマの調子が何時もに比べて何か変だなという感覚と五感、そして温度計の上昇によって可視する事が出来る。

 3年前の自身のブログ日記、オーバーヒート時の対応について。

 昔、ある友達とカリフォルニアのシェラネバダ地帯を古いダッジで旅をしていた時、ワィンディングカーブの連続する坂道の上りでクルマはオーバーヒートを起こした。路肩にクルマを寄せて、さてエンジンを...という時に議論が起こった。エンジンを止めるな!という意見と直ぐにエンジンを止めろ!という意見である。こういうときはクルマに対する知識と経験が勝る者の意見が勝つので、我々はしばらくエンジンを止めなかったのを覚えている。...でも、最終的にはエンジンを止めてエンジンを冷まし、飲み水をラジエターに補給して再び走り出した。

 現在、オーバーヒート時の知識として、オーバーヒートを起こしたらまず安全な所にクルマを止めてエンジンを止める様にしている。しかし、エンジンを直ぐに止めないでしばらくファンを回した方がいいのかも知れないと思う時もある。

 オーバーヒートの時の対策として大切な事はまず早期発見である。少しでも異常を感じたら安全な所に停止する事。そして上記のエンジンを掛けたままアイドリング状態で冷やすのか、エンジンを止めて冷やすのかという対応の好策は。冷却水が抜けていなければ暫くアイドリング状態でエンジンを冷やすという対応が正解なのである。その時に危険でなければボンネットを開けて放熱する。オーバーヒートは多くの場合忘れた頃にやって来たりしますので対策行動は忘れない事。温度計への関心は燃料計以上に財布の中身に影響するという事も忘れないでおきたい。

 

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