ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ファーストサン ファーストラン

2017年01月02日 | 日記

 

 元旦は快晴であった。仕事と天候と寒気故に2週間ほど自転車トレーニングが出来なかったが元旦の朝は出来ない理由が見当たらない。レーシーなジャージに腕を通して郊外の冬の森の中を駆け抜ける為に出かけた。久し振りの有酸素運動で肺の中が刺激されているのか直ぐに呼吸には鮮血の気が漂う。70分程全力で走って汗ばみいつものカフェで今日はコカコーラではなくて蜂蜜をたっぷりと注いだダブルエスプレッソを注文した。丸椅子に腰掛けてサングラスをはずすとカフェの中はスキー場のカフェテリアの様で同じ様な行動を取っている多くのバイカー達がカラフルな衣装をまとってうろついていた。今日はバイク(自転車)日和なのだと思った。ニューヨークに繋がるジョージワシントンブリッジの上を走りながら二回目の休憩を取った。それは、そこから観るニューヨークの景色があまりにも美しかったので衝動的に手足を止めて暫く水の上に浮かぶ蜃気楼の様な遥かなる街の風景に見惚れた。

 

2017年1月1日御昼頃のマンハッタンニューヨーク

 ニューヨークの街というのは仏様の手の平に乗っている。そこで繰り広げられる様々なストーリーや人間模様、そしてビジネスなどのディテールはこの太陽と水の惑星にとっては全て寄生的な出来事なのではないかと思った。太陽には太陽の秘密というものがある。地球から見る太陽は人の心の形を現しているという事だ。太陽は何も語らない。しかし、太陽は全てを見ており全てを知り、見守り育む。それはまさに神の形容でもある。

 自宅に戻る最後の坂を時速60キロ位のスピードで飛ばして下っている途中に右足の太ももが蔓りそうになった。コーナーでの踏ん張りが利かずにヒャッと感じた。耐えに耐えて自宅に到着し自転車から降りた途端に両足がつったっ!動けん!暫く道のコンクリートの上でしゃがみ込み何とか足の蔓を解除しようと必死でもがいた。それは無様な光景だった...。

 今年も走る、風を感じる事に甲斐を求めていきたい。それが自らの心の嗜好であると認めている。その嗜好はひょっとしたら太陽からのエネルギーを受ける為の手段ではないのだろうかと思ったりしている。

 

コメント
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