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ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

FJ55

2011年01月14日 | 北米ランクルビジネス

 古いランドクルーザーとかけてクジラととく、

そのこころは?

...捨てるところがない。 



 ランクル50系はその存在自体が希少となりつつある。固体を維持する為には部品の確保が必要だ。ここに運ばれてきたこの古いアイロンピッグはまず洗車されそして丁寧に解体される。各パーツは保存され次の出番を待つ。車という固体の数は減る事になるが同じ他の車を活かす為に部品を残してその使命を終える。そしてその各部品は生存する他のランドクルーザーを活かすという循環サークルを描き続ける。




 
 アウターパネルの錆は確認できるがインナーパネルの錆は目に付かない。この固体はインナーパネルの錆が浸透してアウターパネルを外してしまった様相。




 本来二色のランクル55が三色です。





 良く見ておいてくれたまえ、これがランクルの最後だ!

 朽ちてちぎれた40系のフレームのフロント足回りから使用可能なデフ、リジッドなどの部品が全て取り外される。これがクジラと形容した所以だ。今の僕のロクマルも朽ちたロクマルが部品を放出してくれたから存在している。こうしてみると旧車の世界は朽ちる車があるから活きる車が存在出来る。

 朽ちる車に感謝したい...、よく考えてみるとランクルは死なない、その部品は巡回する。この世界にランドクルーザーに惚れている人々がいるかぎりね。
 

コメント
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